「吹き上がる」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「吹き上がる」の意味とは
吹き上がるとは、ショットで打ち出されたボールが、バックスピンによって、必要以上に高く舞い上がってしまい、想定していた飛距離を得られなくなった状態という意味です。
吹き上がる状態は、飛距離が落ちたり、狙った場所に届かなかったりする、よくあるミスの原因とも言えます。
そのため、吹き上がるのを防ぐための対策を覚えておくことは、ゴルフ上達への近道です。
「吹き上がる」とは
ゴルフで、ボールがバックスピンによって上昇してしまう現象を「吹き上がる」といいます。
バックスピンとは、ボールが回転する際に、ボールの下側に力が働く現象です。
バックスピンがかかると、ボールに上昇する力が生じ吹きあがります。
吹き上がってしまうと、ボールの飛距離が落ちたり、狙った場所に届かなかったりします。
その原因は、ボールが空気抵抗を受ける時間が長くなるためです。
空気抵抗を受ける時間が増えると、ボールの飛距離は落ち、ボールが上昇しすぎてしまい、風や地形の影響を受けやすくなることから、狙った場所に届かなくなるのです。
「吹き上がる」原因
吹き上がってしまう原因は、主に以下の3つが挙げられます。
インパクト時のロフト角が大きすぎる
インパクト時のロフト角とは、クラブのフェース面の傾斜角のことです。
ロフト角が大きいほど、ボールはバックスピンがかかりやすくなるため、吹き上がる可能性も高くなります。
スライス回転が多い
スライス回転とは、ボールが右に曲がる回転です。
スライス回転が多いと、ボールは空気抵抗を受ける方向が変わり、吹き上がる可能性が高くなります。
風の強い日
風の強い日は、風によってボールが煽られ、上昇する力が生じてボールが吹き上がってしまう可能性があります。
「吹き上がる」場合の対処
吹き上がるのを防ぐためには、以下の方法があります。
インパクト時のロフト角を少なくする
インパクト時、ロフト角を少なくすることで、ボールのバックスピンを減らすことができます。
ロフト角を小さくするためには、クラブのフェース面を少し閉じるように意識して打ちましょう。
スライス回転を減らす
スライス回転を減らすためには、ボールを右足寄りに置き、体の開きを抑えるように意識しましょう。
クラブのフェース面を左に向けるように意識することも効果があります。
風の強い日は、ロフト角の調節やボールを低く打ち出しを調節する
反対に、風の強い日は、ボールのバックスピン量を増やすことで、ボールが吹き上がるのを防げます。
ロフト角を大きくするには、クラブのフェース面を少し開くように意識しましょう。
また、ボールを低く打ち出すには、クラブを少し寝かせるようと良いでしょう。
「吹き上がる」の例文・用例
吹き上がるを使った例文・用例を紹介します。
●アイアンで打った時に、吹き上がる原因を考えてみました。
●バックスピンがかかりすぎて、ボールが吹き上がるのが悩みです。
SNSでの「吹き上がる」の使われ方
桜を見ながらゴルフと思い行ったが
風が強くボ―ルが吹き上がるは😂
曲がるはで大変なラウンドだった😂😄 pic.twitter.com/Z9UJBIsjJm— みの (@5iaWbQpkA5zVfGi) April 4, 2020
なんか風強❗️ヤッパ台風🌀の吹き返し、
風上げてたら 球吹き上がるし、
ホロってたらおじぎ球だし 上手くいかん💦 マッこれもゴルフ⛳️😎#ゴルフ#ティーショットpic.twitter.com/vr0QnNhTi0— マーボu 【マーボス・エンター】 (@matenrou4664) June 4, 2023
「吹き上がる」の類義語
吹き上がるの類義語は、「舞い上がる」です。
意味は、高く上がることです。
「吹き上がる」の対義語・反意語
吹き上がるの対義語は、「沈む」です。
意味は、ボールが上昇するのではなく、下降したり沈んだりする様子です。