「したむ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「したむ」の意味とは

したむとは、食材の水気や汁気を自然にゆっくりと切ることです。


水切りかごやざる、ふきんやキッチンペーパーなどを用いて野菜・肉などの水気を切る場合や、鍋で煮物をしている際に自然と水気がなくなっていくときなどに使われます。「したむ」時間は、食材の種類や料理によって異なります。

なお、「したむ」はあまり一般的に使われている言葉ではないので、「水気を切る」などと表現する方が相手に伝わりやすいです。

「したむ」の語源

「したむ」は液体を「したたらせる」ことに由来していると考えられています。
「したたらせる」は、「液体がしずくを垂らして流れ落ちる」という意味です。「したむ」は、食材の水気や汁気を自然にゆっくりと切ることを意味しますが、このとき食材から水分がしみ出して流れ落ちることがあります。そのため、「したたらせる」から「したむ」という表現が生まれたと考えられています。

「したむ」の語源については、「下に浸す」という意味の「下す」から来ているという説や、「水気を切る」という意味の「しぼる」から来ているという説もあります。しかし、これらの説は「したむ」の意味合いを直接的に表しているとはいえず、あまり有力とはいえません。

「したむ」ことの効果

「したむ」は料理の基本的なテクニックのひとつです。
野菜や肉を「したむ」ことで次のような効果があります。
茹でた野菜や煮込んだ肉は、「したむ」ことで味が染み込みやすくなります。
炒めた野菜や肉は、「したむ」ことで食感が良くなります。

「したむ」ときの注意点

食材を「したむ」ときには、その量や大きさに合わせて、水切りかごやざるのサイズを調整しましょう。食材の状態や料理に合った方法で「したむ」ことで、よりおいしく仕上げることができます。

「したむ」の例文・用例

したむを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●落し蓋をし、汁気がしたむまで弱火で煮ましてください。
●湯でたほうれん草は冷水にさらさずに、茹で上がったらそのまましたむ方が良いとされています。

SNSでの「したむ」の使われ方

SNSで「したむ」が使われている例はありませんでした。

「したむ」の類義語

したむの類義語は「したみ取る」や「水気を切る」です。意味は同じです。
「したみ取る」も「したむ」と同様に、あまり一般的に使われている言葉ではないため、「水気を切る」を使う方が相手に伝わりやすいです。

「したむ」の対義語・反意語

したむの対義語・反意語はありませんでした。

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Posted by 亜樹南川