「レザーカット」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「レザーカット」の意味とは
レザーカットとは、カミソリで髪をカットする技法のことです。
シザーカット(ハサミを使ってカットする技法)の技術が確立される以前には、レザーカットでヘアデザインを行うのが一般的でした。
現在でもショートカットやボブなど、施術の一部においてレザーカットを使用する場面があります。
基本的にシザーカットは髪の毛を垂直にカットしますが、レザーカットは斜めにカットします。
レザーカットを施すことで髪の毛の断面が細くなり、全体的にソフトな印象に仕上がります。
この特徴は太くて硬い髪質に顕著に現れ、動きのある無造作ヘアを作り出すのに適しています。
また、まとまりにくい髪質には、レザーカットで毛先をボリュームダウンすることで、バランスを整えやすくなるケースもあります。
一方、髪の毛を斜めにカットする分、ダメージ範囲がハサミよりも広くなるため、髪を傷めるリスクがあります。
そのため、あくまでシザーカットを補うために用いられることが多いです。
「レザーカット」のメリット&デメリット
レザーカットのメリットとデメリットについて解説します。
「レザーカット」のメリット
レザーカットのメリットとして、以下の4つを挙げることができます。
・ふんわりとした無造作ヘアを作りやすい
・毛量をボリュームダウンできる
・施術に時間がかからない
・(美容師のメリットとして)腱鞘炎のリスクを減らせる
まず、レザーカットは髪の毛を斜めに削ぐため、必然的に毛先を細くします。
毛先が軽くなるため、ふんわりとした印象になるのです。
ショートやボブなど短めのヘアスタイルに適しているのはもちろん、男性のヘアスタイルにおいても自然な毛束感を演出することができます。
また、毛先が細くなり軽くなるため、毛量を調整する際にも用いられます。
毛量が多く、硬い髪質の人でもレザーカットを施すことで、スッキリとした雰囲気を作り出せます。
上記の利点によって、シザーカットのようにカットと毛量の調整を別々に施す必要がないため、一般的な施術時間よりも短いと言われています。
さらに美容師側のメリットとして、腱鞘炎になりにくいことを挙げることができます。
レザーカットはシザーカットほど複雑な動きを要求されないため、指や手首へのダメージが少ないと考えられてます。
「レザーカット」のデメリット
レザーカットのデメリットとして、以下の2つを挙げることができます。
・髪への負担が大きい
・デザインの細かい調整が難しい
まず、レザーカットは髪の毛を斜めに切るため、ダメージを受ける範囲がシザーカットよりも広くなります。
また、カットの際の角度やカミソリの切れ味が悪いと、切れ毛や枝毛になるリスクも懸念されます。
また、ふんわりとした無造作ヘアを作るのに適した技法として知られていますが、その半面、毛先が跳ねやすく細かいデザイン調整に向かないと言われています。
「レザーカット」の例文・用例
レザーカットを使った例文・用例を紹介します。
●レザーカットで毛量を減らす。
●レザーカットでふんわりとした印象になった。
SNSでの「レザーカット」の使われ方
レザーカット
カットって楽しいよね pic.twitter.com/SIN5oxjGRV
— Miko?横浜フリーランス美容師 (@Miko_biyou) May 16, 2021
夏に向けて色入れてレザーカットしてもろーた?
20歳程若返った気分? pic.twitter.com/5mGxD5dld7— ロケット03®︎ (@yochxj) June 26, 2021
「レザーカット」の類義語
レザーカットの類義語はありませんでした。
「レザーカット」の対義語・反意語
レザーカットの対義語・反意語はありませんでした。