「トランジット」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「トランジット」の意味とは
トランジットには、2つの意味があります。
1つ目のトランジットとは、空港での乗り継ぎとしての意味があります。
2つ目のトランジットとは、インターネットにネットワークを接続する方法の一つです。
航空業界用語「トランジット」の解説
「トランジット」には、2つのケースがあります。
1つ目は、機内食や燃料を補給するために一時的に着陸し空港で待機して、再度同じ飛行機に乗るケースです。
2つ目は、目的地までの直行便がないため途中の空港で他の便に乗り継ぐケースです。
基本的に、預けた荷物は最終目的地まで運んでもらえるので、トランジットの際に受け取る必要はありません。
トランジットは主に空港内で食事やショッピングをして過ごしますが、滞在時間が長い場合は一度入国して観光することも可能です。
空港の外に出る際はビザが必要、荷物を受け取らないといけない、などケースバイケースなので、観光したい場合は事前に確認した方が良いでしょう。
乗り継ぎ時の滞在時間が24時間を超える場合は、「トランジット」ではなく「ストップオーバー」といいます。
インターネット用語「トランジット」の解説
インターネット接続サービスを提供するプロバイダは自律したネットワークを持っています。
このネットワークを「AS(Autonomous System)」といいます。
このASをインターネットに接続するには他のASに接続する必要があり、その接続方法の一つが「トランジット」です。
「トランジット」は一つのASが他方に対して、広範囲のネットワークへの接続を提供する方法です。
一本の回線を用意するだけで広範囲に接続できることから、コストが高い反面、手間がかかりません。
一般的に、大規模なプロバイダが小規模のおプロバイダにトランジットでの接続サービスを有償で提供します。
「トランジット」の語源
トランジットの語源は、英語の「transit(動詞:通過する、名詞:通過・乗り継ぎ)」です。
「トランジット」の例文・用例
トランジットを使った例文・用例を紹介します。
●羽田空港からマドリードにいくので、ドバイ空港でトランジット した。
●トランジット サービスを受けているASが他のASに経路広告を行っている経路数を監視する。
SNSでの「トランジット」の使われ方
私のKLM初体験は大ちゃん初出演のAOI、スイス行きだったんだな。途中スキポールでトランジット。ネット環境が充実していてカジノや美術館もあって夢のように綺麗なチューリップのワゴンが並んでいたり♡
2時間しかなかったので乗り継ぎにギリギリだったのがホント残念だったー!また乗りたいなぁ。— ?yuki(雪女)⛄️ (@fuki_1231) September 4, 2018
ニコ動が黒字化するのはいいけどこのサイトって日本に3つか4つしかないネットのトランジット1つを専有するぐらいトラフィックがあるわけで、今後もデカくなり続けると日本のネット自体が重くなるんじゃないかと少々危惧するね。
— もでん (@modenkan) March 31, 2010
「トランジット」の類義語
インターネット用語としてのトランジットの類義語は、「ピアリング」です。
トランジットと同じく、ASを他のASに接続する方法の一つです。
ピアリングは、AS同士を他のネットワークを介さずに直接接続する方法です。
大規模なプロバイダ同士が個別に交渉を行い、同意の上でネットワークを接続します。一般的に無償で行われます。
航空業界用語としてのトランジットの類義語は、「トランスファー」です。
意味は、電車の乗り換えです。
「トランジット」の対義語・反意語
トランジットの対義語はありません。