「うしほー」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2021-08-28

「うしほー」の意味とは

うしほーとは、午前2時を知らせる挨拶、またはプロ野球チーム「オリックス・バファローズ」が勝利したときの掛け声です。主にTwitterで使われています。

「うしほー」の語源

うしほーには2つの意味があるため、それぞれの語源をご紹介します。

午前2時を知らせる「うしほー」

元々、Twitterで午前0時を知らせる「よるほー」という挨拶の定型文が流行っていました。これは「夜になるとフクロウがほーと鳴く」という意味です。
午前2時を知らせる「うしほー」は、この「よるほー」から派生した言葉になります。

日本古来から伝わる干支で時刻を表す「延喜法」という方法があり、その場合は午前2時のことを「丑三つ時(うしみつどき)」と表すため、そこからとって「うしほー」と言うようになりました。
「丑三つ時」は鬼が出入りする「鬼門」と関係がある時刻で、昔から幽霊が出る、呪いのわら人形を打つといったオカルトな話の際に頻出するため、延喜法の中でも認知度が高い時刻となっています。

オリックスが勝利したときの「うしほー」

プロ野球パ・リーグのチーム「オリックス・バファローズ」が試合で勝った際に、Twitterなどで球団のファンによって投稿される言葉です。
この「応援している野球チームが勝ったときのツイート」を「勝利ツイート」と呼び、それぞれの球団が特有の定型文を持っています。
ほとんどの球団が「○○ほー」という形に統一されているのが特徴で、この場合の「ほー」はフクロウの鳴き声ではなく、「わんだほー」や「やっほー」の派生とされています。
例:東京ヤクルトスワローズ→「すわほー」 埼玉西武ライオンズ→「れおほー」

オリックス・バファローズの「バファロー(buffalo)」とは水牛のことで、「うし」はここからきています。
また、オリックスの勝利ツイートとしては「おりほー」も多くみられます。

「うしほー」のポイント

「うしほー」はどちらの意味でも、主にTwitterや匿名掲示板5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)で使われる言葉です。
どちらの意味で投稿されているかは、その文脈などを見て判断する必要があります。

「うしほー」の例文・用例

うしほー

うしほーを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●え、もうこんな時間!うしほー
●やった~勝ったぞ~!!うしほー♩♩

SNSでの「うしほー」の使われ方

「うしほー」の類義語

うしほーの類義語は、「よるほー」です。
「午前2時を知らせるうしほー」はこの「よるほー」の派生語にあたります。
こちらは午前0時を伝える挨拶です。

「うしほー」の対義語・反意語

うしほーの対義語は「ひるほー」です。
うしほーと同じく「よるほー」から派生した言葉で、お昼の12時を知らせる挨拶です。