「ベニエ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「ベニエ」の意味とは

ベニエとは、小麦粉、卵、砂糖、バターで作った生地を丸め、油で揚げたお菓子のことです。

形は細長いものや丸いものなどさまざまで、中にイチゴやあんずのジャム、カスタードやチョコレートのクリームを詰め込み、外側には粉砂糖をふるいかけます。
フランスのたいていのパン屋さんには置いてあり、夏になるとビーチでも売られることがあるようです。

「ベニエ」の語源

ベニエの語源は、フランス語の「揚げた生地」のことです。

「ベニエ」の歴史

ベニエは、フランスで行われる伝統的なキリスト教の復活祭「マルディグラ」で食されます。
卵や小麦粉などの食材の無駄を減らすことから始まったとされており、復活祭の後、生活の節制に向けて体力を蓄えるためと言われる食べ物です。

「ベニエ」の種類

ベニエには2つの種類があります。
ひとつはパンの生地を揚げたもので、丸い形をしていることが多く、「ブール・ド・ベルラン」とも呼ばれています。
もうひとつはシュー皮の生地を揚げたもので、イタリアのツェッポレなどにも類似したものです。

また、国によってもベニエは異なっており、アメリカのニューオーリンズが発祥のクレオール料理においてのベニエは、粉砂糖をかけた四角い揚げ菓子を指しています。
また、ドイツのベニエは果物の入ったものを指し、入っていないものは「クラップフェン」と呼ばれています。

「ベニエ」の他の意味

スイーツとしてのベニエ以外にも、フランスでてんぷらのような衣をつけて野菜や鳥のささ身などを揚げた料理のこともベニエと呼ばれます。
このベニエでは、あらかじめ材料に火を通しておく点が特徴です。

「ベニエ」の例文・用例

ベニエ

ベニエを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●今日作ったベニエには、レモンのクリームを入れてみたの。
ベニエはあつあつのうちに召し上がれ。

SNSでの「ベニエ」の使われ方

「ベニエ」の類義語

ベニエの類義語はありませんでした。

「ベニエ」の対義語・反意語

ベニエの対義語・反意語はありませんでした。