「ボディシェイプ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ボディシェイプ」の意味とは
ボディシェイプとは、サッカーでパスを受ける時の体の向きのことです。
サッカーにおいて、ボールを貰う際に「ドリブル」「パス」「シュート」などの多様な選択肢から、正しい行動・判断を一つだけ選び取らなければなりません。
ただし、周囲の状況が把握しきれていなかったり、動きやすい姿勢・位置取りでない場合に、自ずと選択肢は狭まり、つい間違った判断をしてしまいがちです。
一方、適切なボディシェイプ(体の向き)を維持することによって、視野を幅広く確保することができます。
周囲の状況をよく把握できるため、判断を見誤らず、また次のプレーを速やかに実行しやすくなると言われています。
ちなみにアルファベットで「Body Shape」と表記されますが、英語では「体型」を意味する単語です。
例えばダイエット用語として、本来の英語の意味のまま「ボディシェイプ(体型)」が用いられています。
「体の向き」の意味で通じるのは、日本のフットサル界隈だけなので注意しましょう。
「ボディシェイプ」のコツと練習方法
周囲の状況を把握し、速やかに次の行動に移せるようなボディシェイプのことを「グッドボディシェイプ」と言います。
グッドボディシェイプをするためには、まず真正面からボールを受け取るのではなく、少し身体の向きに角度を付けます。
主にボールと、相手DF(またはゴール)が同時に視野に入る角度で受けると良いと考えられています。
それが難しい場合は、軽く首を振って状況を確認するだけでも、最適な行動・判断を取りやすくなります。
ただし、相手DFが視野に入る角度に体を向けるということは、すなわち相手DFがボールを奪いやすい状況を作っているとも言えます。
そのため、パスを出す側も状況をよく確認し、ボールが奪われる可能性があれば、相手DFから遠い足にボールを送り出してあげるなど配慮してあげると良いでしょう。
グッドボディシェイプは、角度をつけてパスを受け取る練習を繰り返すことで身に付きます。
さらに周囲にDFを配置することで、より実戦に即した形で練習できます。
また、ボールを受ける前に、次のプレーを考えるクセをつけておくと良いでしょう。
「ボディシェイプ」のメリット&デメリット
グッドボディシェイプを実践することで、周囲の視野が広がり、状況に応じた適切な判断・行動を取ることができるようになります。
また、パスを出された際にボールの方向に向いてしまうと、基本的にゴールは背中側にあるため、攻撃するためにはいったん回転しなければなりません。
グッドボディシェイプでボールを受け取ることで、身体を回転させるプロセスが短縮されるため、速やかに攻撃することができます。
一方、デメリットもあります。
グッドボディシェイプは、相手DFを視野に入れながらパスを受けるため、必然的に相手DFにボールを晒すことになります。
ボールを奪われるリスクもありますが、積極的に攻撃したい場合に有効なテクニックです。
「ボディシェイプ」の例文・用例
ボディシェイプを使った例文・用例を紹介します。
●パスを受け取る際のボディシェイプが良くなかった。
●グッドボディシェイプを身に着けるためにパスの練習をする。
SNSでの「ボディシェイプ」の使われ方
藤沢清流
アジリティ、ボディシェイプの巧さ、ターンの速さなどキレとタイミングで勝負していくドリブルは観ていて爽快。ズバ抜けたサッカーセンスの持ち主。
8 岡田直也 (3年:村岡中) pic.twitter.com/AyEZuMP9EX
— ミルウォール (@millwall_l) January 22, 2016
2019.11.16 全国高校サッカー選手権静岡県大会決勝
富士市立高校 1-6 静岡学園高校左WG14小山尚紀(3年・セゾン滋賀)が圧巻のハット
ボディシェイプやシザーズで一対一で優位に立っていた
加えてポイントゲッターとしての働きが大きく松村と並ぶ静学の大きな武器だ pic.twitter.com/OTKnmJx33J— ユースキオスク (@youthkiosk) November 17, 2019
「ボディシェイプ」の類義語
ボディシェイプの類義語はありませんでした。
「ボディシェイプ」の対義語・反意語
ボディシェイプの対義語・反意語はありませんでした。