「アントルメ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「アントルメ」の意味とは
アントルメには大きく分けて2つの意味があります。
1つ目の意味は、西洋料理、特にフランス料理で、デザートとして出される甘い菓子です。本来はメインの肉料理とデザートの間に出る軽い料理のことを指し、甘味でないものも含んでいましたが、現在のアントルメは殆ど甘味のものを指すため、食後のデザートと同じ意味で使われています。
アントルメには体温以下の温度で出される冷菓と、体温以上の温度で出される温菓の2種類があります。
冷菓にはゼリー、シャーベット、アイスクリーム、ムース、ブラマンジェ、ババロアなどがあり、温菓にはプディング、スフレ、クレープ、パイなどがあります。クッキーなどの干菓子は含まれません。
2つ目の意味は、ホールケーキや、切り分ける前の大型の生菓子です。こちらは洋菓子業界用語として使われている言葉です。
アントルメという言葉は、上記のように複数の意味を持ち、使う人によって認識が違うことがあるため、注意しましょう。
「アントルメ」の語源
アントルメという単語はフランス語で、「entre」(~の間に)+「mets」(料理、皿)という2つの語から成り立ったものです。元来、「メインの肉料理とデザートの間に出される料理」を指す言葉でしたが、これが転じて、食後に出される甘いデザート全般を指すようになりました。
「アントルメ」の例文・用例
アントルメを使った例文・用例を紹介します。
●旬のフルーツを使ったおしゃれなアントルメをいただいた。
●アントルメとプチガトー、どっちにしようかな?
SNSでの「アントルメ」の使われ方
リビエールのチーズケーキフランボワーズ?
クリスマスにアントルメで出るケーキのプチガトー。せっかくのクリスマス、何種類もケーキ食べたいから、プチガトーで食べられるのって嬉しいよね? pic.twitter.com/IPemZpOGZy
— ムッシュサトウ (@sugar_parisJPN) November 28, 2021
これ2台仕上げるのに半日かかるんですわ(特に2枚目のアントルメは作り方めちゃくちゃ複雑だった) pic.twitter.com/ywmaWWunrs
— ルシュカ/LUSCHKA (@luschka_nico) November 27, 2021
「アントルメ」の類義語
アントルメの類義語は、「デセール」です。「デセール」は、食事の締めに食べるものを指し、甘いお菓子だけでなく、フルーツ、チーズなども含みます。
「アントルメ」の対義語・反意語
アントルメの対義語・反意語は、「プティ・ガトー」です。「プティ・ガトー」は2つ目のアントルメに対応する言葉で、「カットしたピースケーキ」のことを指します。