「フィルムカメラ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「フィルムカメラ」の意味とは
フィルムカメラとは、デジタルカメラ普及以前に一般的に使われていた、フィルムを使って写真を撮るカメラという意味です。
デジタルカメラの場合、データ化した電気信号を画像処理エンジンでが画像化し、記録媒体(メモリーカードなど)に記録します。
しかしフィルムカメラでは、「フィルム」という乳剤を塗布した記録媒体に、化学反応起こさせ記録します。
「フィルム」の仕組み
フィルムは、画像を記録する役割を持っています。
フィルムに塗られた「乳剤」が光に当たると化学変化を起こし、強い光が当たった箇所と弱い光が当たった箇所の変化の度合いを利用して画像を作る仕組みです。
フィルムには「カラーネガフィルム」「カラーポジフィルム」「白黒フィルム」の3種類が市販されています。
一般的に用いられるのは「カラーネガフィルム」です。
初めてフィルムカメラに挑戦する場合も、「カラーネガフィルム」を選ぶと良いでしょう。
カラーネガフィルム
「カラーネガフィルム」は、カラー写真を印刷するためのフィルムです。
撮影した時には、フィルムに反転状態で画像が記録されていますが、プリントすると撮影した時の状態で印刷されます。
白黒フィルム
「白黒フィルム」は、モノクロ写真を楽しむためのフィルムです。
フィルムカメラが販売され始めた頃には、フィルムはみな白黒フィルムでした。
カラーポジフィルム
「カラーポジフィルム」は、色の反転のないカラーフィルムです。
この場合では、印刷を紙に行わず、プロジェクターでスクリーンや壁に投影するために作られます。
小さなフィルムの中にフルカラーでおさめられた画像は、とても不思議なミニチュアの風景になります。
「フィルムカメラ」の現像・プリント
フィルムに収められた写真を目で確認できるようにするためには、「現像」と「プリント」が必要です。
「現像」は、フィルムに写った画像が目で見えるようにする処理のことと言います。
また、「プリント」は、フィルムの画像を専用の用紙である「印画紙」に焼き付けることです。
どちらの作業も写真屋さんに依頼して行ってもらいます。
「フィルムカメラ」を使うメリット
デジタルカメラは、撮った写真をその場で確認できたり、必要のない写真はプリントせず消去できる、アプリを使って画像の加工ができるなど、様々なメリットが挙げられます。
しかしその扱いやすさが、写真を取ることの魅力を半減させているとも言えるでしょう。
撮り直しが簡単であることから、被写体への観察が不十分であったり、構図が練られていないなど、緊張感に欠けた撮影が行われてしまいがちです。
しかし、フィルムカメラを使って撮影することで、一枚一枚にコストが発生することからも大切に撮影しようとする意識が生まれます。
その意識から、思いが詰まった写真が撮れると言っても良いでしょう。
「フィルムカメラ」の例文・用例
フィルムカメラを使った例文・用例を紹介します。
●旅行に行くときには、荷物になってもフィルムカメラを持って行きます。
●フィルムカメラの味わいは、デジカメが普及したといっても失われることはないだろう。
SNSでの「フィルムカメラ」の使われ方
写真を撮るということはもちろんなんだけど、古い道具を使うっていうのが好き。ずっとフィルムカメラで撮り続けていきたい。 pic.twitter.com/vnFp1PeGqD
— Rinco Koyama (@RincoKoyama) July 23, 2021
第二現場はお台場#お台場
若い二人はフィルムカメラで撮っます pic.twitter.com/EjB36t0FM5— タケちゃんで~す? いつも迷い中 (@k3take11) July 24, 2021
「フィルムカメラ」の類義語
フィルムカメラの類義語はありませんでした。
「フィルムカメラ」の対義語・反意語
フィルムカメラの対義語は、「デジタルカメラ」です。
フィルムカメラと異なり、メモリなどの記録媒体に画像を保存します。