「レギュレーション」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-10-14

「レギュレーション」の意味とは

レギュレーションとは、規則・規定・規制・制限・禁止事項という意味です。

「レギュレーション」の語源

レギュレーションは、英語の「regulation」から来ています。
「regulate」が「規制する」という意味で、それに接尾辞である「-tion」が付き名詞として使われています。

「レギュレーション」の注意事項

レギュレーションと似た言葉に「ルール(rule)」があります。

英語の「regulation」と「rule」を辞書で引いてみると

regulation=取り締まり、規制、加減、調節、調整、規則、規定、条例、法規
引用:https://ejje.weblio.jp/content/regulation

rule=(社会・会などで秩序・機能を維持するため相互に守るべき)規則、規定、ルール、規則、(科学・芸術上の)法則、方式、(数学上の)規則、解法、常習、習慣
引用:https://ejje.weblio.jp/content/rule

とあります。

「レギュレーション」は法や社内規定などで厳格に取り締まりされているのに対し、「ルール」はその組織や人間関係の中の信頼関係によって保たれている「決まりごと」というニュアンスがあります。

例えば、経費をごまかして申請すれば「レギュレーション違反」になりますが子供がゲームでちょっとズルをした場合には大げさです。

この場合は「今のはルール違反だよ」などと表現するのが自然です。

「レギュレーション」の特徴

「レギュレーション」という言葉は、大元の意味は共通していますが職種や業種によって微妙なニュアンスの違いがあるのが特徴です。

広告業界やIT・WEB業界では「コンテンツを作成する上での決まり事」という意味で使われているのに対し、ゲーム業界では「参加規約」を指して使われています。

また、スポーツにおいての「レギュレーション」は「ルール」と混同しやすいですが区別して使われています。

例えばサッカーでは「手を使わない」「1チーム11人で戦う」、野球であれば「フライをキャッチされたらアウト」「3アウトでチェンジ」といった決まり事は「ルール」に分類されます。

これに対し「レギュレーション」というと、「そのスポーツの大会や試合を運営する上での規定」のことを指します。
これは大会ごとや国ごとに定められています。

フィギュアスケートではレギュレーションによって衣装の露出度などが制限されていますし、F1では「(エンジンなどの)技術においての規約」を指すことが多いです。

「レギュレーション」の例文・用例

レギュレーション

レギュレーションを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●今回のレースは直前のレギュレーション改定で選手のインタビューにも動揺が見られる。
●このマニュアル作成のレギュレーションをもう少し詰めないと、社員の間にも認識の相違が生まれてしまうな。

SNSでの「レギュレーション」の使われ方

「レギュレーション」の類義語

レギュレーションの類義語は、「ルール」です。

どちらも「決まり事・規則」の意味で使われますがレギュレーションはより厳格に定められた規則のことを言います。

「ルール」には「民主主義のルール」など、「正当なやり方」というニュアンスで用いられることもあります。

「レギュレーション」の対義語・反意語

レギュレーションの対義語は、「ディレギュレーション」です。

意味は「規制緩和・撤廃・自由化」です。