「テリーヌ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「テリーヌ」の意味とは

テリーヌとは、テリーヌにミンチ肉やレバー、フォアグラ、魚介、野菜などの材料を詰め込んで焼いたり湯せんし、冷やしてから取り出してスライスしたフランス料理という意味です。

テリーヌは今でこそ高級料理として認識されていますが、元は中世ヨーロッパの保存食として、食糧が不足する冬に備え、肉や野菜を「テリーヌ型」という容器に詰め込んで焼き上げていたものでした。
肉から出るゼラチン質が他の具材の変質を防ぎ、1週間程度の保存がきくと言われており、いわば家庭の味で、食材を無駄なく使う知恵の一つです。
他にも、テリーヌ型を使用して作ったスイーツやゼリー寄せのこともテリーヌと言います。

「テリーヌ」の語源

本来テリーヌとは、容器そのもののことを指す言葉でした。
しかしそれがいつの間にか、テリーヌ型で調理した料理を指す言葉に変わっていったようです。

「テリーヌ」のかたち

テリーヌ型には様々な種類があり、昔から使われている四角い方以外にも、楕円型や丸形のものも増えてきました。
また、テリーヌ型ではなくセルクルを使って調理することもあり、最近では「テリーヌ型で調理した料理」という定義もあやふやになってきています。

「テリーヌ」と「パテ」の違い

テリーヌに似たフランス料理に「パテ」があります。
パテは豚肉やレバーをミンチもしくはフードプロセッサーでペースト状にし、香辛料を混ぜてから型に入れて低温で蒸し焼きにしたものです。
パテは本来、肉や野菜をパイ生地で包んで焼き上げたものですが、最近では包まないことも増えてきました。

「テリーヌ」の例文・用例

テリーヌ

テリーヌを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●クリスマスだから、ちょっと頑張ってテリーヌも作ってみた。
●きれいな断面の野菜テリーヌの作り方を習ったの。

SNSでの「テリーヌ」の使われ方

「テリーヌ」の類義語

テリーヌの類義語はありませんでした。

「テリーヌ」の対義語・反意語

テリーヌの対義語・反意語はありませんでした。