「トリッパ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「トリッパ」の意味とは

トリッパとは、牛の2番目の胃袋のことで、「ハチノス」とも言われる食材のことです。
イタリアでは煮込み料理の定番の食材であり、サラダに使われることもあります。
ハチノス以外の牛の胃袋は、第一胃を「ミノ」、第三胃を「センマイ」、第四胃を「ギアラ」と言います。

「トリッパ」の特徴

トリッパ自体は淡白な味わいのため、味付けは濃い方が良いとされているため、煮込み料理には非常に向いている食材です。
イタリアだけではなく、日本でも焼肉や炒め物などに使われています。
他にも韓国や中華料理にも、トリッパを使う料理は多く、見た目はグロテスクでも各地で愛され親しまれている食材と言えるでしょう。

「トリッパ」の注意事項

トリッパは皮の部分に独特の臭いがあるため、ハーブを使って煮込むなどの下処理を入念に行う必要があります。
煮込む場合は、少なくとも2時間は必要です。

下処理の際には、特に外側の黒い皮はきれいに取り除きましょう。
下処理したトリッパは、トマトと煮込むと相性の良い食材と言われています。
一般に売られているトリッパは、下処理を済ませたものがほとんどです。

「トリッパ」の栄養価

トリッパには、ビタミンB12やたんぱく質、ビタミンK、パントテン酸、亜鉛など、健康を保つために必要な栄養素が豊富に含まれています。

10月18日は「トリッパ」の日

トリッパの日は、日本トリッパ協会が2018年に設立したことを祝う記念日です。
トリッパ協会に加盟している飲食店の協力で、東京都渋谷区の代々木公園で、毎年トリッパフェスティバルを開催しています。

「トリッパ」の例文・用例

トリッパ

トリッパを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●連休が取れたから、家でゆっくりトリッパを煮込みました。
●初めてトリッパ煮込んでみたけど食べる?

SNSでの「トリッパ」の使われ方

「トリッパ」の類義語

トリッパの類義語は、「ハチノス」です。

「トリッパ」の対義語・反意語

トリッパの対義語・反意語はありませんでした。