「ジグマ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ジグマ」の意味とは
ジグマとは、パチンコを専業としている人(パチプロ)の中で、1店舗にのみ通い詰めて打つ人のことを指しています。
2000年頃から、度重なる規制やホールの経営難による勝率の低下などにより、1店舗のみで長年打ち続けることのうまみがかなり少なくなりました。それに伴い、ジグマもどんどん減っているといわれています。
「ジグマ」の語源
ジグマの語源にはいろいろな説がありますが、最もよく言われているのは「地熊」からきたのではないか、という説です。
地熊とは、その土「地」で生まれ育った縄張り意識の強い「熊」が、そこに腰を据えて住み着くこと。いつもその店舗に滞在していて、どっしり構えて台を打っている常連のことを熊にたとえたのです。
「ジグマ」のメリット
ジグマスタイルで打つことのメリットは、その店舗の状況や癖が把握できるようになることです。台の回転数や出玉数はどれくらいか、台がリセットされるのはどのタイミングか、出玉が多く稼げるイベントの日はいつなのかなど、稼ぐために有利な情報は、1つの店舗のみに通い詰めていれば見逃す心配がありません。
また、他の常連さんと仲良くなれるのもジグマのメリットでしょう。常連さんと仲良くなることができれば、有益な情報を教えてもらえたり、打ちたい台を代わってもらえるようになります。
「ジグマ」のデメリット
ジグマスタイルで打つことのデメリットは、店から目をつけられてしまうことです。お店側も商売なので、利益を出さないと潰れてしまいます。同じ人が長期間滞在してたくさん儲けを出すということが毎回続くと、店にとっては不利益になり、あまり来てほしくない客と思われてしまうでしょう。
さらに、店に良く思われていない状態で少しでもマナー違反をしたり、他の客とトラブルを起こしたりすると、すぐに出入り禁止になってしまいます。ジグマは他の店の情報を全く知りませんから、一つの店から出禁をくらうと非常にダメージが大きいです。
出禁にならなくても、通い詰めていた店舗が何らかの理由で閉店してしまうと、新たに他の店を探して一からやり直さなければなりませんから、ジグマはその点でとてもリスクが大きい打ち方といえるでしょう。
「ジグマ」の例文・用例
ジグマを使った例文・用例を紹介します。
●昔のジグマと呼ばれた人々は、礼儀や一般客との関係を大切にしていた。
●このホールで良く見かけるあのおじさんは、いわゆるジグマだろうか。
SNSでの「ジグマ」の使われ方
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?昔のテレビでパチプロ特集①ジグマ
②開店プロ
③攻略プロ今はジグマ+開店(特定日)が主?
興味深いのは
➡️ジグマ=店と共存
こういう立ち居振る舞いや信念を
言葉少なに教わった期待値2~3万の台はゴロゴロ
月50は十分稼げる環境にもかかわらず‥というところに
美学を感じますね? pic.twitter.com/kgsq14l8Dj— まつたけ:負け組→P店長→パチプロ【一周した人】 (@matutakenet) April 1, 2021
八柱のホール探索するしかねえな。昔からジグマが好きだったのに、もう無理がある。
— Hayashiバタフライエフェクト避難用 (@Hayashi92779337) April 10, 2021
「ジグマ」の類義語
ジグマの類義語は、「常連」です。ある店舗に良く顔を出す客のことをいいます。
「ジグマ」の対義語・反意語
ジグマの対義語は、「イベントプロ」「開店プロ」です。平常営業の店舗には全く行かず、全国各地のイベントや新装開店、新規開店の店舗を周って勝とうとするパチプロのことです。