「パントキック(サッカー用語)」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「パントキック(サッカー用語)」の意味とは

パントキック(サッカー用語)とは、ゴールキーパーが手で持っていたボールを手から落とし、地面につく前に蹴る技術のことです。

サッカーのルールでは、ゴールキーパーはペナルティエリア内であれば、ボールを手で扱うことができますが、ペナルティエリアの外では、ボールを手に触れた場合フリーキックやペナルティキックを与えられるため、ボールを蹴って相手陣に送る必要があります。このときに行うのがパントキックです。

パントキックを上手に使うためには、ボールを遠くまで飛ばす技術と、ボールをコントロールする技術を身につける必要があります。パントキックがうまくできればサッカーのプレーの質が上がり、チームの攻撃に大きな貢献をすることができますが、パントキックを誤れば、タッチラインやゴールラインを割ってマイボールを失い、相手のボールになってしまいます。

「パントキック(サッカー用語)」の語源

パントキックは、英語の「punt」と「kick」を組み合わせた造語です。
「punt」は、英語で「手から落としたボールが地面につく前に蹴ること」を指す単語です。サッカーだけでなく、ラグビーやアメリカンフットボールなどでも、同じ用語が使われています。「kick」は、英語で「蹴る」という意味の単語です。こちらもサッカーだけでなく、他のスポーツでも広く使われています。

「パントキック(サッカー用語)」の種類

パントキックには大きく分けて2種類あります。

ひとつは体の正面にボールを落とし、まっすぐ縦に足を振ってボールを蹴る「欧米型」(正面キック方式)と呼ばれる蹴り方で、もうひとつは体の横(正確には斜め前)にボールを落とし、ボレーキックのように足を横から入れる「南米型」(サイドボレー方式)と呼ばれる蹴り方です。

欧米型はボールが高く上がりやすいですが、習得が簡単なため、小学生などの育成世代でよく見られます。南米型はフォームの確立までに時間がかかるなど高い技術を必要としますが、到達時間が早く、味方がトラップしやすいため、現代のサッカーにおけるゴールキーパーのほとんどが利用しています。

「パントキック(サッカー用語)」の例文・用例

パントキック(サッカー用語)を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●ゴールキーパーはパントキック(サッカー用語)で相手陣にボールを送り込み、攻撃のチャンスを使った。
●試合終盤、相手チームが攻め込んできた場面で、ゴールキーパーがパントキック(サッカー用語)で攻守の切り替えを図った。

SNSでの「パントキック(サッカー用語)」の使われ方

「パントキック(サッカー用語)」の類義語

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「パントキック(サッカー用語)」の対義語・反意語

パントキック(サッカー用語)の対義語・反意語はありませんでした。