「名人戦」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「名人戦」の意味とは
名人戦とは、将棋のタイトル戦のひとつです。
タイトル戦とは、優勝者に称号が与えられる棋戦のことで、タイトル戦以外の公式戦は「一般戦」と呼んで区別しています。
「名人戦」の概要
名人戦は1935年に始まった、最も長い歴史を持つタイトル戦です。
毎日新聞社と朝日新聞社が共催しており、2005年からは大和証券グループも協賛して現在まで続いています。勝者に与えられる「名人」の称号は「竜王」と並ぶ最高位のタイトルとされている、いわば将棋界の頂点といえるタイトルです。
「名人戦」の仕組み
名人戦は、予選を勝ち上がった棋士が名人との「七番勝負」に挑戦することができます。
名人戦の予選は「順位戦」と呼ばれ、A級~C級、B・Cは2組ずつの計5組に分かれてリーグ戦が行われます。
その成績によって次期のクラスと順位が決まり、A級の優勝者が挑戦者となります。
A級の最終戦は毎年3月上旬頃になり、全5局が1日の間に一斉に行われます。
名人への挑戦者と、下のクラスへ降級する棋士がその日に決まること、また持ち時間が将棋界最長の9時間となっているため対局時間が長くなりやすいことから「将棋界の一番長い日」と称されます。
挑戦者と名人の対局は「七番勝負」とされ、全国の旅館や料亭、文化的施設などで行われます。
名人の称号を通算で5期以上獲得した棋士は、引退後に「永世名人」と称されます。また、「○世名人」という言い方は、他の称号にはない言い方です。
2021年3月の時点で、現役棋士でその資格を持つのは谷川浩司棋士(十七世)、森内俊之棋士(十八世)、羽生善治棋士(十九世)となっています。
「名人戦」の例文・用例
名人戦を使った例文・用例を紹介します。
●いよいよ名人戦の七番勝負が始まるね。腰を据えて見るぞ。
●名人戦はタイトル戦の中でも注目度が高いんだよね。
SNSでの「名人戦」の使われ方
斎藤慎太郎八段が名人戦挑戦を決めて、会見されてる時間が深夜1時半です!
僕が起きてご飯食べて、リモートで取材受けて、二時間スペシャルの番組とって、お弁当食べて、サウナでひと汗かいて、帰宅ビール飲んで、おつまみ作って、ハイボールに変えてもまだやってます。#棋士すごすぎる#観る将
— 高橋茂雄 (@Shigeo0128) February 26, 2021
斎藤慎太郎八段、名人挑戦おめでとうございます???
名人戦楽しみだけどどっちを応援したら良いのか…? pic.twitter.com/8BPzsvhZt5— みやけまさよ (@miyakemasayo) February 26, 2021
「名人戦」の類義語
名人戦の類義語はありませんでした。
「名人戦」の対義語・反意語
名人戦の対義語・反意語はありませんでした。