「禁じ手」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2021-09-20

「禁じ手」の意味とは

禁じ手とは、スポーツやゲームで、公平性・安全性を確保する目的で設定されている禁止事項という意味です。
反則、筋手と言われることもあります。
特に相撲では、取り組み中に繰り出すことを禁じている行為で、用いた場合には反則負けとなります。
しかし、実際人取り組みで禁じ手が使われることはめったにないため、禁じ手の存在自体があまり知られていません。

「禁じ手」の種類

相撲の禁じ手は8全部でつあります。
①握りこぶしで殴る
②故意に髪の毛を掴む
③目、みぞおちなどの急所を突く
④相手の両耳を両手で同時に張る
⑤前立褌をつかむ、横から指を入れ引く
⑥喉を掴む
⑦胸や腹をけり上げる
⑧手の1指または2指を折り返す

⑤の「前立褌」とは「まえたてみつ」と読み、まわしの正面の縦になっている部分のことです。
その部分を引っ張ると禁じ手になります。
また、⑧の「1指または2指を折り返す」は、指を関節と逆方向に曲げるという意味です。

「禁じ手」以外なら何をしても良いのか

例えば、禁じ手に関節技は挙げられていませんし、指も2本曲げた場合は禁じ手となっても、3本ならば禁じ手となりません。
実際にこれまでにも、プロレス技や膝蹴りなどで相手を土につけた力士は存在します。
このように、禁じ手には多くの穴が存在しているのです。
しかし、日本の伝統ある国技として、力士はプライドを持って戦っています。
力士自信が禁じ手の穴を利用した勝ち方を望んでいないからこそ、今も愛され評価され続けるスポーツとして成り立っていることは間違いありません。

「禁じ手」の例文・用例

禁じ手

禁じ手を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●初切では、力士たちがユーモラスに禁じ手を教えてくれます。
●友人の夏休みの自由研究は、相撲の禁じ手を調べたものだった。

SNSでの「禁じ手」の使われ方

「禁じ手」の類義語

禁じ手の類義語はありませんでした。

「禁じ手」の対義語・反意語

禁じ手の対義語・反意語はありませんでした。