「トップガイド」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「トップガイド」の意味とは
トップガイドとは、釣りでロッド(竿)の先端に付いているガイド(糸通し)のことです。
「トップガイド」に用いられている素材
トップガイドは「フレーム」と「リング」という2つの部位で構成されています。
それぞれ製造される際に、用いられる素材が異なります。
例えば、一般的なフレームには以下のような素材が使われています。
・チタン:高価ですが、軽量で感度が高いです。
・ステンレス:低価格ですが、熱伝導率が高いためラインへの負担が軽減されます。
また、リングの一般的な素材として以下3点を挙げることできます。
・トルザイト:軽量かつ飛距離を出せるためルアーフィッシングに最適です。
・SiC:耐久性があり、熱伝導率が高い素材です。主に餌釣りに利用されています。
・Oリング:低価格かつ壊れにくい素材です。
主に「チタン+トルザイト」「チタン+Sic」「ステンレス+Sic」「ステンレス+Oリング」の組み合わせで作られる製品が多いです。
「トップガイド」の種類
トップガイドを製造・販売している代表的な企業として「富士工業」を挙げることができます。
富士工業では、トップガイドを素材の組み合わせや形状、性能によって、以下のような種類に分類しています。
・LF型:トルザイト素材で最小&最軽量サイズが用意されているガイドです。
・KG型:傾斜ブリッジ付きの最軽量ガイドで、糸がらみしにくいのが特徴です。
・MN型:大きめのサイズでKG型よりも負荷が掛かりそうな大物を釣りたいときに使用します。
・LG型:スピニング・ベイトキャステングの両方で使えるガイドです。
・F型:ステンレスフレームに特化したガイドで、ルアー・フライロッドに適しています。
「トップガイド」の取り外し方
トップガイドを交換する際の取り外し方を説明します。
一般的にトップガイドは火で熱して取り外します。
ガイドを回しながらライター等で熱します。
この時、直接あぶるとススがついてしまうため、火の側面に近づけながら熱すると良いでしょう。
また、内部に空間があると熱せられることで膨張し、暴発する恐れがあるためガードできるものを用意してください。
接着剤が溶け、ガイドの根元付近から煙が出始めたら、引き抜くことができる合図です。
非常に高温になっているため、布や軍手などを用いて、直接触れないようにしましょう。
穂先が柔らかくなっているため、曲がらないようにまっすぐ引き抜くように気を付けてください。
接着剤が残っている場合はカッター等で削り取ります。
※参考:https://tackle-net.com/method_making-repair/02/
「トップガイド」の接着方法
次にトップガイドの接着方法を説明します。
ガイドの設置部分の半分からロッドの先端にかけて、瞬間接着剤を塗布します。
設置部分の全体に接着剤を塗ってしまうと、ハミ出してしまう可能性があるからです。
塗布し終わったら、途中で固まらないように速やかにガイドを差し込んでください。
※参考:https://tackle-net.com/method_making-repair/02/
「トップガイド」の例文・用例
トップガイドを使った例文・用例を紹介します。
●大物を狙うためトップガイドを取り替えてみた。
●トップガイドの素材にこだわる。
SNSでの「トップガイド」の使われ方
本日の1コマ
トップガイドが抜ける pic.twitter.com/oNOZbGxFk1
— ヤギ (@ChartBack_YAGI) November 13, 2022
変なタイミングでPE 切れると思ったらトップガイド割れてた…? pic.twitter.com/dvoqp1EblX
— しめじ (@quinacocco) November 10, 2022
「トップガイド」の類義語
トップガイドの類義語はありませんでした。
「トップガイド」の対義語・反意語
トップガイドの対義語・反意語はありませんでした。