「時合」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「時合」の意味とは
時合とは、魚がよくエサを食べる頃合いという意味です。エサへの食いつきが良いため、このときに釣りをすると良く釣れると言われています。
「時合」とはいつ?
時合とは具体的にいつになるのか紹介していきます。
日が沈みかけているとき
日が沈みはじめると水中も暗くなります。暗くなると周りから姿が見えにくくなるため、魚の警戒心が下がり、エサを求めて活発に動くようになります。夜行性の魚が動き始めるのも日が沈んだタイミングです。
日がのぼりかけているとき
逆に、日がのぼり始める時間も釣りのチャンスといえます。夜の間は休んでいた昼行性の魚が日がのぼり始めたのをきっかけに活動を始め、空腹を満たそうとエサを探しはじめるためです。
潮が動くとき
潮が動くとは、海水がよく流れるということです。海水が流れてくると、それと同時にプランクトンも大量に流れてきます。すると、プランクトンを食べる魚たちの活動も活発になり、食いつきがよくなるのです。
また、海に流れがあると水中の酸素量も増えます。酸素が多いほうが魚は活発に活動できるため、良く釣れるようになります。
天気が悪いとき
天気が悪いと、空が暗くなったり雨で海が濁ったりして魚の姿が見えにくくなるため、安心して泳ぎ回るようになります。また、風が強いと海水中の酸素量も増えるため、魚の動きはますます活発になります。
「時合」と「マズメ」の違い
時合と似た言葉に「マズメ」があります。「朝マズメ」と「夕マズメ」の2種類があるのですが、朝マズメは日の出の時間帯を指し、夕マズメは日の入りの時間帯を指しています。
一方、時合は「魚が釣れやすい時間帯」のことを指します。
マズメでは一般的に魚が釣れやすいと言われていますが、場合によっては釣れないこともあります。時合とマズメは必ずしもイコールではないと覚えておきましょう。
「時合」の例文・用例
時合を使った例文・用例を紹介します。
●時合を読み、目当ての魚がよく動きそうなタイミングを見計らって釣りをした。
●スマートフォンで時合を調べられるアプリがあるから使ってみて。
SNSでの「時合」の使われ方
夕マヅメのプチ時合でポロポロと。何とか帰れそう。 pic.twitter.com/KHd3fB25gV
— でこ (@dekosea) May 23, 2021
昨晩は久しぶりのアジング?
現着時はアジ上ずってたのに、2匹釣ったところで突然の雨?
アジが沈み…同じレンジにハタンポの群れ…ハタンポとアジが4:1くらいでしか釣れない?
そのうちに時合終了、全く数伸びず?
Max27cmとサイズはまあまあでした! pic.twitter.com/8hhoDQdO7m— きら子 (@kirak_1028) May 23, 2021
「時合」の類義語
時合の類義語は、「潮時」です。釣りに限らず、何かものごとをするのに一番良い時のことを指しています。
「時合」の対義語・反意語
時合の対義語には、「オデコ」「ボウズ」などがあります。どちらも「魚が一匹も釣れない」という意味です。「毛がない」と「(魚の食い)気がない」を掛けた言葉です。