「キレる」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「キレる」の意味とは
キレるとは、怒りが我慢の限界を突破し、一気に爆発するさまという意味です。
思う通りに事が運ばないなどの要因のもとに発生します。
「激怒する」「本気で怒る」「堪忍袋の緒が切れる」などの言葉に置き換えて使うことができます。
ただし「キレる」には、感情の高ぶりを抑えられずに、時には人や物に危害を加えてしまう可能性が含まれる表現です。1990年代から広く使われるようなりました。
「キレる」の語源
キレるの語源は諸説ありますが、その中でも特に、
① ことわざ「堪忍袋の緒が切れる」の「切れる」が「キレる」になった
② 憤怒して浮いた血管が切れるさまを表した
③ お笑い芸人のギャグから始まった
この3つの説がとされています。
「キレる」の派生語
キレるの派生語には以下のようなものがあります。
【ブチ切れる(ぶちきれる)】
我慢の限界を通り越し、冗談抜きで心の底から激昂するさま。
「キレる」よりさらに上の表現。
【逆ギレ(ぎゃくぎれ)】
本来であればキレたいところをぐっと我慢し、冷静になって相手に対し苦言を呈すに留めたにも拘らず、相手がその苦言に反応し激しく怒ること。
結局のところ、自分の我慢が損であったことを表した言葉。
【キレやすい人(きれやすいひと)】
ちょっとしたことで感情を高ぶらせて怒りやすく、いきなり暴力をふるってきたりする人を指して使う。
【マジギレする(まじぎれする)】
「マジ」で「キレる」を重ねた強い表現の言葉。「本気でキレる」という意味。
【キレ芸(きれげい)】
お笑いなどで、キレることが定番のリアクションとして笑いを取る芸風。
近年この芸風を持つ芸人は多くなっている。
なお最近では、「モンスターペアレンツ」や「暴走老人」などの言葉もあり、若者に限らずキレる中高年が増えています。
こういった「キレる」大人たちの言動が社会問題となりつつあります。
「キレる」の例文・用例
キレるを使った例文・用例を紹介します。
●宿題を毎日見せてくれていた友達が、今日ついにキレて口をきいてくれなくなった。
●プラモデルの部品がどうしても一つうまくはまらずにキレる。
SNSでの「キレる」の使われ方
✅搾取されたくなければキレろ!
いわゆる【いい人】って
搾取されてしまうキレることって
決して悪い事では無い【上手にキレて】
搾取されないように気を付けよう#ストレス#人間関係#搾取#社畜#成功#キレるーーーーー
「キレることの重要性」@shin_R25
— 山本 侑毅【運動好き経営者】 (@yamamon_psy) March 4, 2020
【自民・二階幹事長ブチ切れ】安倍桜を見る会「問題になるようなことがあるかって聞いているんだよ!」 https://t.co/tpmjUW8J4Q☆気になったらRT! #キレる#二階俊博#桜を見る会2019
— もっこす (@mokkosu6) November 12, 2019
「キレる」の類義語
キレるの類義語は、「ブチ切れる」「激おこになる」「プッツンする」などがあります。
そのまま置き換えて使うことが可能です。
「キレる」の対義語・反意語
キレるの対義語・反意語はありませんでした。