「キレる」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-09-26

「キレる」の意味とは

キレるとは、怒りが我慢の限界を突破し、一気に爆発するさまという意味です。

思う通りに事が運ばないなどの要因のもとに発生します。

「激怒する」「本気で怒る」「堪忍袋の緒が切れる」などの言葉に置き換えて使うことができます。

ただし「キレる」には、感情の高ぶりを抑えられずに、時には人や物に危害を加えてしまう可能性が含まれる表現です。1990年代から広く使われるようなりました。

「キレる」の語源

キレるの語源は諸説ありますが、その中でも特に、

① ことわざ「堪忍袋の緒が切れる」の「切れる」が「キレる」になった
② 憤怒して浮いた血管が切れるさまを表した
③ お笑い芸人のギャグから始まった

この3つの説がとされています。

「キレる」の派生語

キレるの派生語には以下のようなものがあります。

【ブチ切れる(ぶちきれる)】

我慢の限界を通り越し、冗談抜きで心の底から激昂するさま。
「キレる」よりさらに上の表現。

【逆ギレ(ぎゃくぎれ)】

本来であればキレたいところをぐっと我慢し、冷静になって相手に対し苦言を呈すに留めたにも拘らず、相手がその苦言に反応し激しく怒ること。
結局のところ、自分の我慢が損であったことを表した言葉。

【キレやすい人(きれやすいひと)】

ちょっとしたことで感情を高ぶらせて怒りやすく、いきなり暴力をふるってきたりする人を指して使う。

【マジギレする(まじぎれする)】

「マジ」で「キレる」を重ねた強い表現の言葉。「本気でキレる」という意味。

【キレ芸(きれげい)】

お笑いなどで、キレることが定番のリアクションとして笑いを取る芸風。
近年この芸風を持つ芸人は多くなっている。

なお最近では、「モンスターペアレンツ」や「暴走老人」などの言葉もあり、若者に限らずキレる中高年が増えています。
こういった「キレる」大人たちの言動が社会問題となりつつあります。

「キレる」の例文・用例

キレる

キレるを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●宿題を毎日見せてくれていた友達が、今日ついにキレて口をきいてくれなくなった。
●プラモデルの部品がどうしても一つうまくはまらずにキレる

SNSでの「キレる」の使われ方

「キレる」の類義語

キレるの類義語は、「ブチ切れる」「激おこになる」「プッツンする」などがあります。

そのまま置き換えて使うことが可能です。

「キレる」の対義語・反意語

キレるの対義語・反意語はありませんでした。