「桃点」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「桃点」の意味とは
桃点とは、赤点ギリギリの点数のことです。
そもそも赤点とは、主に学期末試験における落第点を意味する隠語のことです。
赤点と言えないが赤点寸前の点数のことを、赤色に近い桃色に例えて桃点と言います。
例えば、赤点のボーダーラインが60点未満と仮定した場合には、60点~65点ぐらいが桃点に該当するのではないかと考えられます。
桃点は2007年から学生の間で用いられるようになりました。
「桃点」以外で成績を表す隠語
桃点以外にも成績を表す隠語があります。
例えば、以下の5点を挙げることができます。
・赤点
・赤座布団
・白点
・ペレ判定
・可取り専攻
一つずつ説明します。
赤点
赤点は前述した通り、落第点を表す隠語です。
落第点を取ると通知表に赤字で記載されることに由来します。
昭和時代から使われており、若者に限らず老若男女に通用する言葉でもあります。
また、学生の間だけでなく教師が赤点という呼称を用いる場合もあります。
赤座布団
赤点と同様に落第点を表す隠語として「赤座布団」があります。
これは平均の半分以下の点数を取ってしまった際に、点数の表記の下に赤い線が引かれていたことに由来します。
そのため、落第点のみならず非常に低い点数に対しても用いられます。
赤座布団も昭和時代からある古い言葉です。
白点
一方、赤に対して「白点」という言葉もあります。
読みは「しろてん」で、「はくてん」ではありません。
答案用紙を白紙の状態で出すことを意味します。
桃点と同じく2007年代から用いられている言葉です。
ペレ判定
「ペレ判定」は模擬試験において「D」または「E」の合否判定を取ることです。
一般的に、模擬試験におけるD判定は合格率30%程度、E判定は20%以下と定められています。
ペレとはブラジルのサッカー選手のことで、「20世紀最高のプレイヤー」と賞賛されている名選手です。
彼が2002年にアメリカの製薬会社ファイザーのED啓発キャンペーンのCMに出演していたことから、「ED啓発」とD、E判定が関連付けられ「ペレ判定」と呼称されるようになりました。
可取り専攻
可取り専攻とは、成績通知が「優」「良」「可」「不可」などの評価基準で行われている場合に、「可」ばかり取る人を揶揄する言葉です。
「蚊取り線香」の語呂合わせで「可を取る専門の人」のようなニュアンスが表現されています。
1984年から学生の間で用いられてた言葉でしたが、昨今では使用されている事例はごく少なく、死語認定されています。
「桃点」の例文・用例
桃点を使った例文・用例を紹介します。
●うちの両親は桃点取っても不満そうだ。
●せめて桃点は取りたい。
SNSでの「桃点」の使われ方
赤点 平均点の1/2以下
青点 平均点の1/4以下
白点 平均点の1/8以下
桃点 平均点の1/2プラス1点— 赤点bot (@akatennhaseigi) October 5, 2013
明日テスト返ってくるかな
桃点ばっかがいいな:(´◦ω◦`):
(若者の流行に乗ってみた) pic.twitter.com/lRcU0m99hr— M o m o : )? (@Mooo_piyooo) June 1, 2014
「桃点」の類義語
桃点の類義語はありませんでした。
「桃点」の対義語・反意語
桃点の対義語・反意語はありませんでした。