「貯玉」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「貯玉」の意味とは
貯玉とは、パチンコやパチスロで、大当たりなどで獲得した出玉を、景品に交換せずそのままパチンコ店に預けておくこと、またはその預けた出玉のことです。
パチスロの場合は、対象が玉ではなくメダルとなることから、「貯メダル」と呼ばれることもあります。
「貯玉」のメリット
貯玉は、店が常連客を囲い込むために行うのが一般的な理由ですが、客にとってもメリットは少なくありません。
ひとつは、出玉を一旦預けておくことで、混雑する時間を避けて景品と交換が可能なことです。
もうひとつは、余り玉が出た時に貯めておくことで、一定の数に達したところで景品に交換できるため、端数の無駄がなくなることです。
なお、貯玉を使った再プレイを認めている店舗の場合は、預けた出玉を後日引き出し、特殊景品に交換してから再度玉やメダルを借りるよりも比べて有利に遊べます。
「貯玉」による再プレイ手数料
出玉を一度換金し、後日その現金で遊技するのと比較して、貯玉を使った再プレイは、客側は有利な条件で後日再プレイを行えます。
その理由は換金率によるギャップがないためですが、これは店側にとっては大きく利益が減少してしまうのが難点です。
そのため、引き出した貯玉後日再プレイを行う場合、玉の引き出し時に「再プレイ手数料」を課し、店が一定の玉数を差し引くのが一般的となっています。
第三者貯玉保証管理制度
以前は、貯玉を預けている店が万が一閉店や倒産をした場合、その貯玉は無効となっていました。
しかしそれではその店で貯玉を利用していた客は、大きな損害を被ります。
1990年代の前半までは、パチンコ店の閉店で貯玉が無効となった客が、パチンコ店運営会社を相手取って損害賠償を求める訴訟を起こす例も見られたほどでした。
そこで、パチンコ業界及び警察等が中心となり、パチンコ店の倒産などの場合に、客に対し貯玉分の金額を保証する制度の「第三者貯玉保証管理制度」が発足しました。
その後任意団体として「貯玉保証基金」を設立し、制度に加盟するパチンコ店が倒産した場合、客への補償などを行う仕組みが誕生しています。
さらに同基金は「有限責任中間法人貯玉補償基金」(現在一般社団法人に改組)として正式に法人化され、各店舗ごとの補償金額に上限を設けるなどの制限もつけられています。
しかしすべてのパチンコ店がこの基金に加盟しているわけではありません。
「貯玉」の例文・用例
貯玉を使った例文・用例を紹介します。
●今日は貯玉がたくさん増えて嬉しい一日でした。
●今までの貯玉全部交換する!
SNSでの「貯玉」の使われ方
今日の換金 パチ屋の貯玉全部換金してやったぜ?約15000枚、結構貯まってたわさ? pic.twitter.com/JNaErNy672
— スペワン (@SPEONE7) March 7, 2021
-14k 2h
マイ3、清流。しばらく耐え時らしい?
貯玉と貯メダルが減りました? pic.twitter.com/4QUHYuAzMD— ぱないの! (@panainoon) March 4, 2021
「貯玉」の類義語
貯玉の類義語はありませんでした。
「貯玉」の対義語・反意語
貯玉の対義語・反意語はありませんでした。