「グレード制」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「グレード制」の意味とは
グレード制とは、中央競馬の重賞競走における格付け制度のことです。
「グレード制」の由来
日本では1984年に、中央競馬が「グレード制」を導入しました。
それ以前は、1971年にイギリスやフランスで「グループ制」が、1973年にアメリカやカナダで「グレード制」による格付けが始まっていたので、日本の競馬もこの流れに乗ったことになります。
導入した頃は中央競馬独自のグレードでしたが、2010年には全ての重賞レースが国際グレードの格付けを得るようになりました。
「グレード制」の特徴
日本の中央競馬の重賞競走は、「GRADE」の頭文字をとって重要度の高い競走からGⅠ、GⅡ、GⅢと分けられています。また、障害競走というコース中に設置された障害物を越えながら競うレースは、上からJ・GⅠ、J・GⅡ、J・GⅢと格付けされています。
重賞競走というのは「パターンレース」という、毎年同じ時期に同じ条件で開催されるレースのことをいいます。日本の競馬では特別競走の中のひとつのレースですが、賞金が高額であり、特にGⅠレースは中央競馬の根幹ともなる重要なレースとされています。
また、競馬以外にも競艇やオートレース、競輪といった公営競技でこのグレード制が採用されています。
「グレード制」の例文・用例
グレード制を使った例文・用例を紹介します。
●海外でもグレード制を採用している国はあるんだね。
●グレード制によってそのレースの重要度がわかるようになってるよ。
SNSでの「グレード制」の使われ方
#パフォーマプロミス 重賞初挑戦で制した2018年の日経新春杯など、どれもが思い出深いものです。最後の勝利となった昨年の鳴尾記念は骨折を乗り越え8歳にしてグレード制導入後では史上3位となる405日ぶりの実戦で掴んだ重賞タイトルでした。最後まで愛されたステイゴールド産駒。R.I.P. pic.twitter.com/z5CB4B7GuQ
— Stay Dream (@StayDream21) August 20, 2021
グレード制導入後の80〜90年代、古馬中長距離の王道G1で連に絡んだことがある牝馬はエアグルーヴ、ヒシアマゾン、ファビラスラフイン、イクノディクタスだけ。
鉄の女イクノも凄いんです。— おうまP (@o_m_a_e_p) August 23, 2021
「グレード制」の類義語
グレード制の類義語は、「グループ制」です。
イギリスやフランス、ドイツ、イタリア、オーストラリア、香港などの競馬では、パターンレースの格付けをグループ制で行っています。
上からグループ1、2、3と分かれており、日本などで用いられているグレード制とは互換性が認められています。そのため、グループ1はグレード1に相当するとみなされます。
「グレード制」の対義語・反意語
グレード制の対義語・反意語はありませんでした。