「マンパワー」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「マンパワー」の意味とは
マンパワーとは、人間の労働力や人手、投入可能な人的資源という意味です。
人そのものを指すのではなく、その人の持つ労働力を示す言葉です。
「マンパワー」の語源
マンパワーの語源は、英語のマンパワー(manpower)です。
「man」は「人」、「power」は「労働力」という意味を表します。
「マンパワー」は和製英語であり、海外では通じないとも言われていましたが、海外でも辞書に載るなど通用する言葉となっていることが分かりました。
福祉の業界における「マンパワー」
介護福祉の業界においては、福祉の全てに関わっている人の事を「福祉マンパワー」と呼んでいます。
ボランティアはもちろんのこと、社会福祉士、介護士、民生委員や保育士や寮の管理者まで、介護福祉の業界に関わり働く人を挿絵いる言葉です。
福祉介護業界では慢性的な人材不足が社会的問題ともなっており、「福祉マンパワー」と称することで、他業種と差別化を図り、労働者をの意欲をアップさせる目的も持っています。
「マンパワー」の注意事項
英語圏において「マンパワー」と同等の意味を伝えたい場合は、「human resource」(人的資源)、「workforce」(労働力)、「labor」(労働力)などの言葉を使うことが一般的です。
「マンパワー」の例文・用例
マンパワーを使った例文・用例を紹介します。
●うちの会社はマンパワー不足だから、次々新しいプロジェクトをたてられてもこなしきれないよ…。
●これからの戦略にはマンパワーの投入が必要だと考える。
SNSでの「マンパワー」の使われ方
Gotoしてる場合ですか?感染増えて、スタッフ減って、普通の患者も減って、マンパワーも経営でも医療機関を圧迫。閉鎖や縮小しなければならない医療機関も出てきている今、やるべきは感染予防と医療崩壊を防ぐことでは?医療も経営も地域生活も崩壊しますよ?#医療従事者の声を聞いて下さい
— 看護師 (@YtRGhsczGCot0cs) November 18, 2020
#現場猫 #看護師
わかってる、離床が大事なんて1年目にわかってる。ただマンパワーがね。 pic.twitter.com/BZpnBXfnT8— 病院猫 (@byouinneko) November 17, 2020
「マンパワー」の類義語
マンパワーの類義語は、「ヒューマンリソース(人的資本)」、「人手(働き手)」「労働力」です。
ただし、厳密にはそれぞれ異なります。
「ヒューマンリソース」は「労働力」の意味で使われる以外にも、人事の使命としての「人的資源の獲得」や「人的資源の育成」と使われることもあります。
また、「マンパワー」自体には「人」を表す意味が含まれていないため、上記に挙げた言葉と同一として扱うことはできず、類似はしていても厳密には同一とは言えないため、使用時には注意が必要です。
「マンパワー」の対義語・反意語
マンパワーの対義語・反意語はありませんでした。