「不要不急」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「不要不急」の意味とは
不要不急とは、どうしても必要というわけではなく急いでする必要のないものという意味です。
「不要不急」の特徴
行政から国民に対して行動の自粛を要請する際などに使われ、2020年の新型コロナウイルス感染症が流行した際にも多用されました。
これについては、不要不急の外出を控えるようにと政府からの呼びかけがされ連日ニュースでも取り上げられました。
しかし不要不急についての定義や線引きはされておらず、国民の判断に委ねられていました。
2020年新型コロナウイルス感染症での状況
不要不急の外出を控える指示を受けた日本国民は、様々な行動を制限しました。
そもそも会社や学校などへは行かずオンラインで作業できるように切り替えたり、飲食店や商業施設などに立ち入らないなどです。
また美容室や通院も自粛傾向でした。
こうした状況下でオンラインへと形態を変化させるものが多く、アパレルなどの小売業はリアル店舗を閉店しオンラインショップの拡充へ舵を切ったり、友人との飲み会をオンライン・リモートで行うリモート飲み会なども広がりオンラインミーティングツールが一気に拡散する要因となりました。
「不要不急」の具体的な事例
不要不急とは基本的には自宅にいてほしいという状況になります。都の担当者に問い合わせても個人の事情があるので、判断を委ねるとしています。
その中で担当者が不要不急として例として挙げていたものはこれです。
【不要不急に当てはまる行動】
・用事のない散歩
・ジョギングなど屋外での運動
・飲み会
【不要不急に当てはまらない行動】
逆に制限しないものとしては、このようなものを挙げました。
・スーパーなどへの食料品を買い物
・食料品や医薬品の買い物
・通院
・仕事で公共交通機関利用(やむを得ずテレワークできない場合)
「不要不急」の歴史
近年では2020年の新型コロナウイルス感染症でのもっとも使われていましたが、過去には第二次世界大戦でも不要不急という言葉が登場します。
それは不要不急線といい、政府の命令により線路を撤去された鉄道のことを指します。重要路線への資材として使われるか武器生産のための鉄として回収されました。
この不要不急線の多くは休止とされましたが、その後結局復旧しなかった路線は廃線となりました。
「不要不急」の例文・用例
不要不急を使った例文・用例を紹介します。
●ニュースで不要不急の外出を控えるようにと報道されていた。
●不要不急の外出を避けることが、命を守ることに繋がる。
SNSでの「不要不急」の使われ方
不要不急のGoToトラベルを利用した420万人がコロナリスクよりも観光、即ち自分の楽しみを優先して感染拡大の一助に。
GoTo利用者、お盆含め420万人 効果に疑問の声も(朝日新聞)2020年8月25日https://t.co/xZFu0PNq7F
GoTo旅館でクラスター、千葉 勝浦市、従業員が感染https://t.co/RVx2YiUo3l
— 天瀬ひみか Speak (@amasehimika147) August 25, 2020
これが多様性社会を(形式上だけ)目指す立憲民主党の石垣のりこ議員です。
コロナ禍の中、不要不急の移動自粛の際、大阪までデモに参加されに来たのはこの議員です。 https://t.co/fU7wqXTn0U— リーマン(オフモード) (@osaka_fight) August 28, 2020
「不要不急」の類義語
不要不急の類義語は、ありませんでした。
「不要不急」の対義語・反意語
不要不急の対義語は、ありませんでした。