「CERO」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-04-08

「CERO」の意味とは

CEROとは、レーティング制度におけるレーティング表記という意味です。

「CERO」とは、ゲームソフトにおける「レーティング表記」を表しています。

このレーティング表記は、レーティング制度というものによって定められた基準に沿って表記されたものです。

レーティング制度とは、ゲームソフトの表現内容によって対象となる年齢を表記する制度のことを指しています。

CEROの倫理規定に従って振り分けをされていて、対象年齢の基準を購入の際の情報として伝えるために表記されるのです。

そのためCEROによる対象年齢の表記があるゲームは、その年齢以上が対象となるような内容のゲームであることを意味しています。

パッケージだけでは分かりにくいゲームの内容が、このCEROの表記によって対象となる年齢が一目で分かるのです。

不適切な年齢の方が買ってしまったり、買い与えたりを防ぐことにひと役買っています。

「CERO」の語源

CEROの語源は、コンピュータ エンターテインメント レーティング機構です。

「CERO」の語源は「コンピュータ エンターテインメント レーティング機構」、あるいは「特定非営利活動法人コンピュータエンターテインメントレーティング機構」となっており、コレを略した単語となっています。

つまりCEROは本来、コンピュータゲームにおける表現の倫理水準を審査し、家庭用ゲームソフトの年齢別レーティングを行っている団体を指しているのです。

この団体による審査によって、全年齢対象、12歳以上、15歳以上、17歳以上、18歳以上のみ対象という5段階の制限表記に振り分けられます。

そのため私たちが目にする「CERO」は、ゲームタイトルなどに表記された文字のためレーティングのことを意味すると解釈されているのです。

またCEROの役割は、年齢制限の振り分けだけに限りません。

ゲーム内に差別的な表現がないかや、特定の個人や団体を誹謗中傷するような表現がないかのチェックもしています。

このように年齢制限に限らず、ゲーム内容に不適切な内容が無いかの審査をする団体がCEROなのです。

「CERO」の数字表記とアルファベット表記

CEROには、表記が2種類存在してます。

CEROには表記が2種類存在しており、その理由は旧表記と新表記があるためです。

CEROのレーティング表記は2006年3月に改訂が行われており、区分の種類が4段階から5段階へと変わったのです。

このため過去のゲーム作品のパッケージと、改訂後のゲーム作品のパッケージとで表記が異なることがあり、結果としてCEROの表記が2種類存在するという形になっています。

急表記では「CERO全年齢」や「CERO 18」など、対象の年齢が直接記載された表記でした。

しかし改訂後の表記では、数字ではなくアルファベットになったのです。

「CEROA」や「CEROZ」などとなります。

アルファベットによって、年齢制限の幅を振り分けているのです。

区分けの段階が増えたことに伴って、表記がアルファベットになっているため新旧表記の見分けはしやすいでしょう。

またそのほかにも「CERO教育・データベース」や、体験版に使われる「CERO規定適合」、発売前の広告などに使われる「CERO審査予定」などといったその他にあたる表記もありますので併せて覚えておいてください。

「CERO」の例文・用例

CEROを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●最近のCERO の暴力コンテンツの判定が厳しい気がする。
●いまだにあのゲームのCERO D判定の理由が分からない。

SNSでの「CERO」の使われ方

「CERO」の類義語

CEROの類義語は、「年齢制限」です。

CEROが意味するところとほぼ同じですが、私たちがパッケージでよく見かける部分と特に一致しています。

CEROと言われてイメージするところと言え、こちらが類義語と言えるでしょう。

「CERO」の対義語・反意語

CEROの対義語は、「無制限」です。

意味は、制限が無いことです。

CEROは規定や基準に沿って、審査の上で制限を設けていました。