「打点」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「打点」の意味とは
打点とは、攻撃を当てる位置のこと、また、攻撃によって相手が受けるダメージのことです。
使用する場面によってあらゆる意味を持つ言葉ですが、ゲーム用語としての打点は、打撃の位置やダメージの大小を表します。
ゲームの種類によって意味が異なりますので、ここでは二つに大別して紹介します。
一つ目:格闘ゲームにおける打点
格闘ゲームでは、攻撃が当たる位置のことを指します。
基本的に高さ方向を表す際に用いることが多く、頭のあたりなど相手の高い位置に攻撃を当てると「打点の高い攻撃」となります。
逆に低いところに当たるような攻撃を繰り出した場合「低い打点の技」という言い方をします。
二つ目:カードゲームにおける打点
各々のゲームによって少しずつ使い方が違ってくるのですが、大まかにいうとカードゲームにおいては、攻撃をして相手に与えることができるダメージの大きさのことをいいます。
また、モンスターなどの攻撃力を指すこともあります。
「このワザは打点が高い」「打点の高いモンスター」「最高打点を出す」というように使われます。
ちなみにトレーディングカードゲームの「デュエル・マスターズ」でいう打点とは、盾としての役割を果たすシールドをブレイクすることが出来るカードの枚数を意味します。
「打点」の別の意味
打点はゲーム分野以外でも使用されている言葉で、場面によって使い方が異なります。
- :野球の打点
- :その他の球技の打点
- :麻雀の打点
- :指揮法の打点
大まかに分けると以上の四つのシーンで使われます。
1. 野球の打点
野球やソフトボールなどでいう打点とは、打者が稼いだ点数のことです。
安打・犠牲打・四死球などによって、自分のチームにもたらした点のことを指します。
「得点」と混同しやすい言葉なのですが、得点は「ランナーとしてホームインした回数」のことで、「打者としてホームに返ってきたランナーの数」という意味の打点とは区別されます。
2. その他の球技の打点
バレーボールやバトミントンなどの球技では、球を打つ位置のことをいいます。
例えば「高い打点から打ったほうが有利」「打点を前にする」「打点をとらえる」などです。
ただし卓球においては、球を打つタイミングのことを指して「打点が早い」などということも多いです。
3. 麻雀の打点
麻雀における打点とは、「和了点」の別称で、点数のことを指します。
「打点重視でいく」「高打点を叩き出す」というように使います。
4. 指揮法の打点
音楽の指揮においては、拍節を刻む瞬間点の事やそれを示す動作のことで、別名「ポイント」ともいいます。
打点をはっきりさせることは、演奏者にとって分かりやすい指揮をする上でとても重要なことです。
「打点」の例文・用例
打点を使った例文・用例を紹介します。
●格ゲーのうまい人はどれくらいの打点で攻撃すれば効率よく相手を倒せるのかが分かっている。
●高打点を出せると気持ちがいい。
SNSでの「打点」の使われ方
氾嵐の型は下段、足元から敵を崩す型。旋雷は回し蹴り――まぁ足払いだな。ぶっちゃけ俺がしゃがむと打点の高い攻撃は当たらないから、カウンターも狙える。格ゲーならなw
— ランドくんさん (@rand_bot1) October 11, 2019
カードゲームは面白いし好きだけど打点計算とかはガバガバ
— uussaa (@uussaa_rui) October 21, 2018
「打点」の類義語
打点の類義語は、「攻撃力」です。
攻撃力とは、ゲームキャラクターの攻撃する力の大きさや能力のことを指す言葉です。
カードゲームにおいてはこの攻撃力という言葉にかわって、打点が用いられることが多いです。
「打点」の対義語・反意語
打点の対義語・反意語はありませんでした。