「ゲームオブザイヤー」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-03-02

「ゲームオブザイヤー」の意味とは

ゲームオブザイヤーとは、その年の優れたゲームを表彰するという意味です。

「ゲームオブザイヤー」とはその年の中で、もっとも優れたゲームを独自の基準で表彰するものの総称を指します。

主催となるのは主にゲーム雑誌や、各団体など各機関です。ゲームオブザイヤーというタイトルそのままの賞もあれば、他の名前でタイトルを表彰するものもあります。

ゲームオブザイヤーそのままのタイトルで表彰するものは国内には無く、国内では日本ゲーム大賞やファミ通アワードなどが該当する賞です。

また海外ではゲームオブザイヤーを取得すると、ゲームオブザイヤーエディションと銘打って再販することも珍しくはありません。

ゲームオブザイヤーエディションといっても中身が大きく変わることはなく、フルプライスやDLC一括式であることが多くなっています。

その種類や形は、ゲームによってまちまちです。

「ゲームオブザイヤー」の語源

ゲームオブザイヤーの語源は、海外のゲームアワードです。海外ではゲームタイトルを表彰する、ゲームアワードが古くからありました。

元は1970年代末で、この頃よりアーケードゲームの表彰というイベントがあったのです。古いものでは日本の「インベーダーゲーム」や、日本の「パックマン」などが選出されています。

その後には家庭用のゲーム機が普及し、これらも表彰の対象のゲームタイトルとなるのです。

また現在ではインターネットや、スマホなどの普及によりネットゲームやゲームアプリにおいても対象となっています。

その過程でゲーム雑誌の創刊や、各ゲーム関連機関の立ち上げが相次いだことで今ではそうしたものが主催となっていることがほとんどです。

現在ではタイトル獲得のゲームは、500以上あるとされています。またタイトルが複数あることから、どのゲームがより多くのタイトルを獲得するかに関係者の注目が集まることとなっているのです。

単にどのゲームがタイトルを獲得するかではなく、多くあるタイトルをどれだけの数を獲得するかに注目が集まりがちとなっています。

「ゲームオブザイヤー」の主なタイトル

ゲームオブザイヤーは、複数のタイトルが該当するのです。

多くのタイトルやアワードがあり、そのいずれもゲームオブザイヤーに当てはまります。しかしその中でも、やはり大きなタイトルというものが存在します。

世界規模で言えば、5大タイトルとして一般的に認識されたものがありますので紹介します。

またこうしたタイトルやアワードは、ゲームオブザイヤーを英語にして頭文字を取り略して「GOTY」と呼ばれるのです。

そしてその世界の5大GOTYは以下となっています。

Golden Joystick Awards(GJA)

イギリスで1983年に始まった、歴史のあるタイトルです。

タイトル獲得の決め方は、レビュアーと投票によって決まります。

元はPCとアーケードのみでしたが、今では家庭用ゲーム機も対象です。

Game Developers Choice Awards(GDC)

こちらは1997年より始まったタイトルです。

特徴的なのは、ゲーム開発者が主体となっている点にあります。ゲーム開発者同士の会議において、ゲーム開発者の投票によって決まります。

D.I.C.E. Awards(DICE)

こちらも1997年より始まった、ゲーム開発者による決められるタイトルとなります。

ラスベガスで授賞式が行われるなど、規模の大きなイベントです。

D.I.C.E. Awards(DICE)

こちらは2003年より始まったアワードです。

業界の専門家や、その代表者によってタイトルが決められます。

こちらの授与式内では新作ゲームの発表があることから、現在ではもっとも注目を集めるイベントとして知られているアワードです。

英国アカデミー賞ゲーム部門(BAFTA)

1998年より始まり、今では英国映画テレビ芸術アカデミーによってタイトルが決められるイベントとなっています。

「ゲームオブザイヤー」の例文・用例

ゲームオブザイヤー

ゲームオブザイヤーを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●今期のゲームは面白いタイトルが多くゲームオブザイヤー の発表が楽しみだ。
●タイトル獲得したからといって、ゲームオブザイヤー のゲームが面白いとは限らないよな?

SNSでの「ゲームオブザイヤー」の使われ方

「ゲームオブザイヤー」の類義語

ゲームオブザイヤーの類義語は、「日本ゲーム大賞やファミ通アワード」です。

ゲームオブザイヤーといえば上記にある海外の5大GOTYですが、日本のタイトルもゲームオブザイヤーに数えることができます。

注目度や規模の大きさが異なるだけで、ゲームタイトルを表彰するものであればゲームオブザイヤーとなるのです。

それが日本国内であれば、日本ゲーム大賞やファミ通アワードに当たります。そのため国内に絞った形で、類義語を挙げるとすればこれらの言葉が類義語です。

正確にはゲームオブザイヤーに当たる、日本国内のタイトルとなっています。

「ゲームオブザイヤー」の対義語・反意語

ゲームオブザイヤーの対義語は、「クソゲー」です。

意味は、クソみたいなつまらないゲームです。

ゲームオブザイヤーが優秀な評価を受けたゲームタイトルとなるので、対義語には優秀ではないゲームを指す言葉が当てはまります。

そのため対義語には、クソゲーが挙げられるでしょう。