「初心者狩り」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「初心者狩り」の意味とは
初心者狩りとは、対戦型のゲームで中・上級者が初心者を狙い撃ちする行為のことです。
しばしば「初狩り(しょがり)」と略されます。
山梨県大月市に「初狩(はつかり)」という地域が存在しますが、初狩りは「しょがり」と読むので注意しましょう。
英語圏では初心者狩りに相当する行為のことを「smurfing」と言います。
日本でも英語にならい「スマーフ」「スマーフィング」の呼称を用いる場合もあります。
主にオンラインゲームで確認されることが多い行為ですが、アーケードゲームで中・上級者が意図的に初心者プレイヤーに勝負を挑むことも、同じく「初心者狩り」と呼称されます。
ルール違反になるケースとそうでないケースがあるものの、いずれにせよ一般的に「マナーが悪い行為」と認識されており、初心者狩りが発覚した際には批判されることが多いです。
また、初心者狩りを懲らしめる目的で彼らを狙い撃ちする「初心者狩り狩り」というプレイスタイルも存在します。
「初心者狩り狩り」にしても偽善的行為として批判される傾向が強く、必ずしも一般プレイヤーに肯定的に評価されているわけではありません。
初心者狩りの目的は?
初心者狩りをする目的として、主に以下の3つが考えられます。
・スコアを増やすため
・効率良くボーナスを稼ぐため
・ストレス発散として
まず自分より同等、または格上の相手よりも初心者は容易に倒せるため、勝利数やキル数などのスコアを簡単に増やすことができます。
また、勝利数やキル数によってボーナスを得られるゲームでは、これを狙って初心者狩りを行うプレイヤーもいます。
一方、スコアやボーナスなどの特定の目的が無く、単なるストレス発散として初心者狩りが行われるケースもあります。
「初心者狩り」の問題点
初心者狩りの問題点として、ゲームの新規ユーザーに敬遠されてしまうことが指摘されています。
結果としてプレイヤー人口が減少してしまう恐れがあり、後述するようにゲーム側でも初心者狩りを行わせない仕様に変更されるケースもあります。
「格闘ゲーム」が新規参入者にはハードルが高いゲームと認識されているのは、初心者狩りが多いジャンルであることが理由の一つです。
「初心者狩り」への対策
しばしばゲーム側で初心者狩りへの対策が取られることがあります。
例えば、一部のオンラインゲームでは、初心者同士でマッチングできるよう中・上級者が入室できないサーバーが用意されていたりします。
蓄積されているスコアやプレイ時間によって、初心者と中・上級者とを区別するのが一般的です。
しかし、新たにアカウントを作成することによって初心者サーバーにアクセスしようとするプレイヤーもいます。
このようにサブアカウントを作って初心者狩りを行う人は、特別に「スマーフ」と呼ばれています。
また、参加者を初心者に限定した大会において、初心者を装ったスマーフが参戦するケースも問題視されています。
ただし、この場合、中・上級者だと発覚した際には戦績の取り消しなどのペナルティが科せられることが多いです。
「初心者狩り」の例文・用例
初心者狩りを使った例文・用例を紹介します。
●初心者狩りでボーナスを荒稼ぎする。
●このMMOは初心者狩りが跋扈している。
SNSでの「初心者狩り」の使われ方
たまにいる、サブ作りたてで初心者狩りと同じことしてるのに。
キルレとかダメージとか自慢してるツイートあるじゃん?
『なにしたいんだろう』って思う。
— Kachiko_G (@g_kachiko1104) June 17, 2022
初心者狩りする奴、結局寂しいんだろうな。CPUじゃ気持ち満たされない、だから誰でも良いから人を倒したい。本当は友達が欲しいだけじゃないのか?
— 下サブおじさん (@shiningastray) June 23, 2022
「初心者狩り」の類義語
初心者狩りの類義語は、「スマーフ」「スマーフィング」です。
スマーフ、スマーフィングは初心者狩りの言い換え表現です。
ただし、スマーフはサブアカウントを作って初心者狩りを行うプレイヤーに限定して呼称される場合があります。
「初心者狩り」の対義語・反意語
初心者狩りの対義語・反意語はありませんでした。