「明け」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2021-09-30

「明け」の意味とは

明けとは、医療現場での夜勤が終わったこと、もしくはその時間帯やその日という意味です。

「明け」と「夜勤」

医療や介護の現場は、患者のケアのため24時間体制で稼働しています。
そのため交代で夜間帯に勤務する必要があり、この勤務のことを「夜勤」と呼んでいます。

例えば看護師であれば、医療現場によって「2交代制」と「3交代制」のどちらかが採用されています。2交代制であれば朝から夕方までの「日勤」と、夕方から翌朝までの「夜勤」に分かれており、3交代制であれば朝から夕方の「日勤」、夕方から深夜までの「準夜勤」、深夜から翌朝までの「深夜勤」に分かれています。

日勤の業務が終了した際にはあまり「明け」という言葉は使われず、夜勤が終了した際に使われるのが一般的です。これは、準夜勤は例外となりますが、夜勤が終了する時間帯は朝=夜明けとなっていることからきています。
夜勤が終了したことだけでなく、夜勤を終えた朝から始まる一日のことを「明け」と呼ぶことが多いです。

「明け」たら何をするか

特に2交代制の夜勤明けでは仮眠を挟むことはあるものの、拘束時間が16時間ほどと長時間勤務になることが多いです。そのため、明けの翌日は休みになるのが一般的です。

明けの当日や翌日の過ごし方は様々ですが、一般的には明けの日はしっかりと身体を休め、翌日に自由な時間を楽しむという流れが多く見られます。
また、明けてから身体を休める際も昼夜逆転しないように夕方まで寝続けるということは避け、休みの日や日勤の日に響かないように生活リズムを工夫しているという人が多いです。

「明け」の例文・用例

明け

明けを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●やっと明けだ~!!!寝れる…
明けてすぐ遊びに行くとか若すぎるわ。

SNSでの「明け」の使われ方

「明け」の類義語

明けの類義語は、「あがり」「あがる」です。
日勤や夜勤に関わらず、業務が終了して退勤することを表します。

「明け」の対義語・反意語

明けの対義語は、「入り」です。
夜勤の業務を始めることやその日時のことを指す用語です。