「頸部」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「頸部」の意味とは
頸部とは、「けいぶ」と読み、頭と胴体とをつないでいる部分という意味です。
「頸部」の語源
頸部の「頸」は「まっすぐで強い」という意味を含んでおり、「頸」は「頭につらなる、まっすぐで強い部分」「くび」をさします。
「頸部」の特徴
頸部は、脊椎動物の頭と胴体とをつないでいる部分をさします。
細くくびれている場合が多いです。
「頸部」の英語表現
英語では、単に「首」と表現するときには「neck」を用います。
医学的に「頸部」と表す際は、「cervical」と表現します。
―cervical anchorage(頸部固定)
「頸部」の表現の広がり
頸部は、他の用語と組み合わせて用いられることもあります。
大腿骨頸部(だいたいこつけいぶ)
大腿骨は、下肢骨の最上部、すなわち大腿部(太ももの根っこ)にある長くて太い棒状の骨をさします。
大腿骨頸部とは、大腿骨のなかでも股関節を形成する側の付け根にあたる少しくびれた部分です。
大腿骨頸部を骨折すると、ほとんどの場合、立つことや歩くことができなくなります。
子宮頸部(しきゅうけいぶ)
子宮頸部とは、子宮の下部にあり、膣(ちつ)とつながっている部分です。
「頸部」の別の意味や使われ方
本来の意味から派生して、「首状に細くつながっている部分」を意味する場合もあります。
―下北半島の頸部
「頸部」の例文・用例
頸部を使った例文・用例を紹介します。
●祖父が大腿骨頸部を骨折して介護が必要になった。
●頸部をあたためると肩こりに効く。
SNSでの「頸部」の使われ方
頸部が痛い人は三角筋の硬さがあるかもしれない
三角筋の硬さがある場合、三角筋が肩甲骨を下方回旋させて肩が下がる原因となる
ひどい場合肩甲挙筋が引っ張られ、頸部を痛める原因にもなる
なで肩で頸部が痛む場合は三角筋のストレッチを行うとよいだろう pic.twitter.com/pfPvtj7pTm
— キクティー@治療家トレーニー (@kikuty_kintore) January 6, 2021
ステイホームを守っていた方ほど、年末年始の疲労がある。
頸部、腰部、肩関節など体幹の筋緊張は高い。どうしても動く時間が減り、動かないでいると体はそれに適応して固くなる。
明日、緊急事態宣言が発出されるとの話。
ウイルス対策もしながら、是非とも自分自身の体も大事に扱って欲しい。
— ラウ@整形勤務の理学療法士(HSP) (@wvopjaaP1s5zVuH) January 5, 2021
「頸部」の類義語
頸部の類義語は、「首」です。
意味は、動物の頭と胴をつないでいる、やや細い部分です。
―キリンは首が長い。
―首にマフラーを巻く。
「頸部」の対義語・反意語
頸部の対義語・反意語はありませんでした。