「紫外線」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「紫外線」の意味とは

紫外線とは、太陽光のうち、目に見える可視光線よりも波長が短いものを指します。紫外線は目に見えません。

皮膚の炎症やシミの原因になるとして悪影響が注目されがちな紫外線ですが、殺菌作用や体内でビタミンDを作る作用もあります。

紫外線は3月から徐々に増え始め、5月には夏と同じくらいの量が地表に降り注ぐようになるので、注意が必要です。

「紫外線」の語源

太陽光のうち、可視光線の中で最も波長の短い紫の可視光線よりさらに波長の短いものは「紫の外側に位置する」ことから、「紫外線」と呼ばれています。

「紫外線」の分類

紫外線は波長の短い順に、UVC(紫外線C波)、UVB(紫外線B波)、UVA(紫外線A波)に分類されます。
それぞれの特徴を見てみましょう。

UVC

オゾン層に吸収され地表に届かないので、直接肌などへの影響はありません。しかし、オゾン層の破壊が進むと地表に到達する可能性が高くなるので、懸念されています。

UVB

ほとんどオゾン層で吸収されますが一部は地表に届くので、肌や目に悪影響を及ぼします。
なお、UVBを防ぐ目安は、SPF(Sun Protection Factor)という指数(SPF2~50+)で表されます。この数値は「素肌のときと比べて、日焼けが始まるまでの時間を何倍に延ばせるか」を意味しています。

UVA

波長が長いので皮膚の奥深くや、目の奥の水晶体や網膜まで到達します。
なお、UVAを防ぐ目安は、PA(Protection grade of UVA)という4段階のレベル(+~+++++)で表されます。

「紫外線」の英語表現

紫外線は英語で「Ultra Violet rays」、略して「UV rays」ともいいます。「Ultra」は「~を超えた」、「Violet」は「(青みがかかった)紫色」を表すので、「Ultra Violet」で「(可視光線で最も波長の短い)紫色を超えた」という意味になります。「ray」は光線を意味します。

「紫外線」の例文・用例

紫外線

紫外線を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

紫外線対策は夏以外でも必要だ。
紫外線カットカーテンを購入した。

SNSでの「紫外線」の使われ方

「紫外線」の類義語

紫外線の類義語は「UV」です。意味は紫外線と同じです。

「紫外線」の対義語・反意語

紫外線の対義語・反意語は「赤外線」です。「赤外線」とは、「太陽光のうち、目に見える可視光線よりも波長が長いもの」を指します。