「前提」とは？意味と例文が３秒でわかる！

2023-03-31

「前提」の意味とは

前提とは、ある物事が成立するために、前置きとなる条件や、結論が導き出される根拠という意味です。

「前提条件」も同じように使われる言葉です。

「前提」と「大前提」の違い

「前提」は、ある事柄が成立するための条件です。
「大前提」は、前提を強調した言葉として使われています。
例えば「社員全員が厳重な感染対策をとることを大前提として、社員旅行を決行します」「パーティは彼の家で開くことが大前提です」などのように使われます。
前提も大前提も、物事が成立するための前提条件ではありますが、「大前提」は「前提」よりも「根本的な条件」を意味します。
「大前提」と比較すると、「前提」は「前置き」のようなニュアンスです。
なお、英語表記の場合は、それぞれ「前提（premise）」と「大前提（major premise）」となります。

「前提」の例文・用例

前提を使った例文・用例を紹介します。

SNSでの「前提」の使われ方

Slack（ビジネスチャット）がメールみたいに無意味なマナーで汚染されてしまわないように、先手を打って置いた方がいいのかなと思っています。

例えば、最近新規でやり取り始めたお客様はSlack初とのことだったので、こんな風に「これは敬意と信頼を前提とした簡略化ですよ」と先にうたってみました。 pic.twitter.com/lSEwVjPGt7

— a2see@VNOSバーチャルCEO (@a2see) January 8, 2020

母親向けのビジネススクールの広告なんですが
「ママでもキラキラ輝いていたい」という言葉には、「母親業はキラキラ輝けないものである」という前提を感じるので、あまり好きではありません。

子供や仕事の有無は『キラキラ輝く』こととは無関係なのでは？

というかキラキラ輝くって何？ pic.twitter.com/G5dnlDIjP7

— 小咲もも (@mangakakuhito) June 4, 2020

「前提」の類義語

前提の類義語は、「条件」「要件」などがあります。
いずれも、ある事柄が成立するために必要な事柄を指しています。

「前提」の対義語・反意語

前提の対義語・反意語は「結論」です。
推論において、前提をもとに導かれた判断を意味します。