「湯取り法」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「湯取り法」の意味とは
湯取り法とは、ご飯の炊き方の一つで、水を多く張った鍋に米を入れ、沸騰させてから余分な水分を捨てる方法です。
ご飯を「炊く」と言うよりは「煮る」「ゆでる」に近い調理法と言えるでしょう。
かつての「湯取り法」から現代の「炊き干し法」への変化
炊飯器を使う炊飯は、米の量に併せて水を入れ、米が全ての水分を吸って炊き上がります。
これを「炊き干し法」と言います。
これに対し、「湯取り法」では使う水の量が決まっておらず、大量の水を鍋に入れて沸騰させ、その中に米を投入した後、柔らかくなるまで煮込みます。
そして余った水分は捨て、水気を飛ばすと出来上がりとなります。
ふたつの調理法の一番異なる点は、水と米を一緒に加熱した時に出る「おねば」があるかどうかです。
おねばは米に含まれるでんぷん質のことで、炊き干し法では一度出たおねばはまた米に吸収されてしまいます。
これにより、もっちりした炊き上がりになるのです。
しかし湯取り法の場合、ゆで汁の中に出たおねばは捨てられることになるため、出来上がりのご飯はさらっとした食感になります。
「湯取り法」で炊いたご飯は糖質オフ!
湯取り法ではでんぷんが解けた水を捨てるため、炊いたご飯は糖質がカットされ、低カロリーな出来上がりです。
また、江戸時代の儒学者であった貝原益軒によれば、「炊き干しは壮健な人よく、湯取り飯は胃腸の弱い人に良い」とされています。
お鍋があれば手軽にできる炊き方ですので、挑戦してみてはいかがでしょうか。
「湯取り法」の例文・用例
湯取り法を使った例文・用例を紹介します。
●カレーに合うのは湯取り法で炊いたさらっとしたご飯だと思う。
●湯取り法で炊いたご飯は低糖質でダイエットにいいんです。
SNSでの「湯取り法」の使われ方
#CDS こと、カフェダイニングシブカワさんから、グリーンカレーとモロコッコカレーが来たので、早速お昼ご飯にしましたw
タイ米は、湯取り法というやり方で炊いてみました。
煮る時間は11分、蒸らし10分にしてみたところ、初挑戦にしてはなかなかうまく炊けました。みんなで美味しく頂きましたよー pic.twitter.com/uz13LqRvQK
— つくろく@BMO (@kuroiaxcera) April 19, 2020
❓❓ゴールデンフェニックス豆知識❓❓
③炊飯器よりも早く炊ける「湯取り法」って?
お米をたっぷりのお湯で茹でて、最後に余分な水分を湯切りする方法。
茹で汁を捨ててしまうのでカロリーや糖質をカットできるのだとか。
20分ほどで出来上がるので時短テクとしても使えます?♀️#タイ米#豆知識pic.twitter.com/PN9cuzXoam— キッチンカー ゴールデンフェニックス (@gpthairicekc) April 20, 2021
「湯取り法」の類義語
湯取り法の類義語はありませんでした。
「湯取り法」の対義語・反意語
湯取り法の対義語・反意語はありませんでした。