「難聴系主人公」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「難聴系主人公」の意味とは
難聴系主人公とは、女の子からの告白をことごとく聞き逃す、もしくはわざと聞こえないフリをする主人公のことです。
主にアニメやライトノベルに出てくる主人公に対して使われ、「え、なんだって?」「今なんて言った?」と聞き返す描写が定番となっています。
「難聴系主人公」の特徴
難聴系主人公は大きく2タイプに分類されます。それぞれご紹介します。
本当に聞き逃すタイプ
ちょうど電車が通る、ぼんやりしていた、邪魔が入ったなどの偶然が重なり本当に聞き逃しているパターンです。主人公が女の子の気持ちを知ることなく読者にだけ知らせることが出来るため、昔からよく使われている手法です。
わざと聞こえないフリをするタイプ
本当は聞こえているのに聞こえないフリをする場合もあります。
今の関係を壊したくないなどの理由で、せっかくの告白を無下にしてしまうパターンです。
代表例としては『僕は友達が少ないNEXT 』の主人公である羽瀬川小鷹が挙げられます。
「難聴系主人公」の注意点
「難聴」とは本来、様々な医学的要因により片耳または両耳が聞こえづらくなる症状のことを指します。
そのため、悪意がなかったとしても使用には充分な注意が必要です。
また、作品の中で作者自らがこういった主人公のことを「難聴」と表現したわけではなく、あくまでスラングとなっています。
「難聴系主人公」の例文・用例
難聴系主人公を使った例文・用例を紹介します。
●もしかしてこのアニメの主人公、難聴系主人公では・・・。
●難聴系主人公は叩かれがちだけど、ヤキモキするのは嫌いじゃないよ。
SNSでの「難聴系主人公」の使われ方
くらくらさんとこのペアはテン年代難聴系主人公とゼロ年代やれやれ系主人公の組み合わせっぽくてめちゃくちゃおもしろそうだし、怪人すあま3号さんとのペアは普通に私が愛してやまない青年少女(ワケあり)なのでオラわくわくすっぞ
— 結花 (@akuy_) November 10, 2020
情緒不安定キャラも鈍感難聴系主人公も即興でできるのすごいしそれを引き出したり合わせたりする2人もすごい
— こめどっと? (@vni_zuw7) November 9, 2020
「難聴系主人公」の類義語
難聴系主人公の類義語は、「鈍感系主人公」です。
こちらは女の子から明らかに好意を示されているのに全く気が付かなかったり、平然としている主人公のことを指します。
はっきりと告白されても自身がモテないため冗談だと思い込んでしまうタイプもいます。
「難聴系主人公」の対義語・反意語
難聴系主人公の対義語・反意語はありませんでした。