「ピンチ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-06-11

「ピンチ」の意味とは

ピンチとは、iPhoneなどスマートホンの画面を、二本の指をつまんだり広げたりして操作する方法のことです。

タッチパネルが搭載されている機器では基本、直接ディスプレイに触れ、指を動かすことによって操作を行います。

ピンチは、その操作方法のうちの一つです。

二本の指でタッチパネルに触れつつ指同士を離したり近づけたりすることで、画面を拡大縮小することができます。

ちなみに、こういった画面上で指を動かす操作方法は「ジェスチャ」と呼ばれます。

他のジェスチャには、軽く画面に触れる「タップ」や、タップしたまま指を上下に滑らせる「ドラッグ」、タップしたところから別の方向へはじく「スワイプ」などがあります。

「ピンチ」の語源

ピンチの語源は、英語で「挟むこと」を意味する「pinch」です。

二本の指を離したり近づけたりする動作が、何かをつまんだり挟むような動きと似ていることが由来です。

ちなみにピンチイン、ピンチアウトの「イン」と「アウト」は英語で「内」と「外」を意味しています。

「ピンチ」の種類

ピンチを使った操作には、2種類あります。

ピンチイン

画面を縮小させる操作のことです。

二本の指でディスプレイに触れ、そのまま指と指をつまむように近づけスライドさせると、画面上に表示されているテキストや画像のサイズを小さくすることができます。

「ピンチクローズ」ともいいます。

ピンチアウト

画面を拡大させる操作です。

ピンチインと反対の操作で、二本指を広げるように動かすことで画面の表示を大きくします。

「ピンチオープン」ともいいます。

指一本で「ピンチ」

ピンチは通常、二本の指で行います。

そのためタブレットや大きいサイズのiPhoneの場合、片手で操作することは、殆ど不可能です。

重たい荷物を持っているときなど、もう片方の手が使えない状態だとピンチインやピンチアウトができず、とても不便に感じます。

そういった声を汲んでか、近年のiPhoneやiPadには「AssistiveTouch」という機能が搭載されています。

「AssistiveTouch」で「ピンチ」の設定をすると、二つの黒い丸が画面上に現れ、丸と丸を離したり近づけたりすることで拡大縮小ができるしくみになっています。

一つの丸を動かすともう一つの丸も連動して動くため、複数の指を使うことなく一本指で操作が可能です。

指三本以上で「ピンチ」

二本指でのピンチ以外に、複数の指で行うピンチ操作もあります。

この場合は拡大縮小でなく、別の機能とリンクしています。

iOS13以降のiPhoneとiPadOSでは、三本の指でピンチインすると、選択されている箇所をコピーすることができます。

三本指でピンチインを二回繰り返すことによって、選択部分をカットすることも可能です。

そしてピンチアウトを三本指で行うと、クリップボードにコピーした内容をペーストできます。

またiPadシリーズでは、画面全体を四本か五本の指で握るようにピンチインすることで、現在表示されているアプリの画面からホーム画面に戻ることができます。

「ピンチ」の例文・用例

ピンチを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●この地図ピンチアウトしたいのに出来ない。
ピンチ操作で遊べるゲームをダウンロードした。

SNSでの「ピンチ」の使われ方

「ピンチ」の類義語

ピンチの類義語はありませんでした。

「ピンチ」の対義語・反意語

ピンチの対義語・反意語はありませんでした。