「スージョ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「スージョ」の意味とは
スージョとは、相撲が好きな女の人のことです。
「相撲女子」を略して言いやすいように長音符をつけたのが「スージョ」で、相撲の魅力にとりつかれた女性を指します。
「スージョ」の台頭
2016年以降、それまでおじさんファンがかなりの割合を占めていた大相撲に心を奪われる女性が急増し、黄色い声援が飛ぶようになりました。
20代〜40代の比較的若い女性を指すことが多く、有名な芸能人でいうと、市川紗椰さん、夏目三久さん、蒼井優さんなどがスージョです。
2015年からは「相撲ファン」というスージョのためのムック本が発売されたり、2017年には相撲専門のフリーペーパー「TSUNA」が創刊されたりしました。
「スージョ」が急増した理由
女性の間で相撲の人気が高まった理由は、大きく分けて三つ挙げられます。
一つ目:力士が魅力的
当たり前ですが、お相撲さんたちは、そのまま相撲の魅力になっています。
この理由はさらに三つに大別できます。
- 姿が可愛らしい
ぽちゃっとした丸い体つきは、まるでキャラクターのような愛らしさがあり、お相撲さんが女性にウケる理由の一つです。
近年は「遠藤」などイケメン若手力士も登場し、さらに人気に拍車をかけています。
- 戦う姿がかっこいい
相撲は裸と裸のぶつかり合いで、防護するものは何も身につけません。
そのため取組は少なからず痛みを伴うはずですが、怖気付くことなく体当たりしたり、相手の大きな体を力強く持ち上げたりする姿は勇ましく、また男らしいです。
- ギャップがたまらない
取組中は真剣な顔つきで闘う力士が土俵の外で見せる案外やさしげな笑顔や、控えめの性格、気持ちがいいくらいに沢山のご飯を美味しそうに食べる姿には、ギャップ萌えの要素が多く、力士の魅力の一つです。
二つ目:ルールが分かりやすい
土俵の枠から出てしまったら負け、お尻をついてしまったらと負けと、勝敗のルールが分かりやすいです。
相撲について詳しくない初心者も、気軽に応援に参加することが出来ます。
三つ目:グッズが可愛い
力士自体がゆるキャラのように愛されやすい体つきであることによって、相撲グッズは女性にとって魅力的なアイテムとなっています。
丸っこい体つきを活かして可愛らしくデフォルメされた力士のイラストが、手拭いやトートバッグなどにあしらわれていると、つい手にとってしまうのでしょう。
また、日本の伝統的な競技であることから、和テイストでデザインされたグッズが多数揃っています。
和風のデザインは女性に人気が高く、相撲グッズが支持される理由の一つです。
「スージョ」の例文・用例
スージョを使った例文・用例を紹介します。
●うちの娘、去年からスージョっぷりが半端じゃないの。
●名古屋場所5日目。しっかりスージョしてきた!
SNSでの「スージョ」の使われ方
あああまだ先生がすもーきょーかいのツイートをリツイートされてる…!!←スー女
— なし (@al_v_la) May 8, 2020
スー女と相撲トークをしましたね、今日は。
そのスー女が来なければとっくに帰宅してましたが…。
プロレストークもしましたね。
スー女とプロレスファンは共通??
まぁそれは人によるかもだけど。
なかなか新鮮な日でしたわ。— ɯ ɹoɟ ʞ ʇ (@tk4mms) March 5, 2020
「スージョ」の類義語
スージョの類義語は、「相撲ギャル」です。
相撲ギャルとは、相撲が好きな若い女性のことです。
1990年代にも相撲人気が起こりましたが、当時は女性ファンのことをスージョでなく、相撲ギャルと呼んでいました。
スージョと比べて相撲ギャルは、スポーツとしての相撲を純粋に楽しむというより、どちらかというとミーハーのような傾向がありました。
「スージョ」の対義語・反意語
スージョの対義語・反意語はありませんでした。