「たった」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「たった」の意味とは

たったとは、「~してやった」、「~してしまった」という意味の接尾辞です。

自慢話や悲劇など、どのような文脈で使われるかによって意味が変わります。主にネット上で使われます。
たとえば、自分の成功や勇気を自慢する文の例としては「念願のマイホームを購入したった」、「ホワイト企業に転職したった」などが挙げられます。許されないことをしてしまったという文の例としては「急いでたからスピード違反したった」、「ちょっといたずらしたった」などが挙げられます。

「たった」の語源

「たった」は元々大阪弁です。大阪では「自分が~してやった、してしまった」という意味の他、「相手に何かをしてあげた」や「何かをしてあった」を意味するときにも使います。たとえば「縫いもんしたった」(縫いものをしてあげた)、「用意したった」(用意がしてあった)のように使います。
それに対し、ネット用語では「相手に何かをしてあげる」という意味はなく、「自分が~してやった、してしまった」という意味としてしか使われない、という違いがあります。そのため、ネット用語で使われている「たった」を大阪弁で「~してあげた」、「~してあった」と解釈すると意味が変わってきてしまいます。どのような文脈で使われているかに注意して解釈しましょう。

「たった」の例文・用例

たった

たったを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●ついに車買ったった
●届いた商品があんまり酷い状態だったから苦情言ったった

SNSでの「たった」の使われ方

「たった」の類義語

たったの類義語は「してやった」、「してしまった」です。意味は「たった」と同じです。

「たった」の対義語・反意語

たったの対義語・反意語はありませんでした。