「たった」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「たった」の意味とは
たったとは、「~してやった」、「~してしまった」という意味の接尾辞です。
自慢話や悲劇など、どのような文脈で使われるかによって意味が変わります。主にネット上で使われます。
たとえば、自分の成功や勇気を自慢する文の例としては「念願のマイホームを購入したった」、「ホワイト企業に転職したった」などが挙げられます。許されないことをしてしまったという文の例としては「急いでたからスピード違反したった」、「ちょっといたずらしたった」などが挙げられます。
「たった」の語源
「たった」は元々大阪弁です。大阪では「自分が~してやった、してしまった」という意味の他、「相手に何かをしてあげた」や「何かをしてあった」を意味するときにも使います。たとえば「縫いもんしたった」(縫いものをしてあげた)、「用意したった」(用意がしてあった)のように使います。
それに対し、ネット用語では「相手に何かをしてあげる」という意味はなく、「自分が~してやった、してしまった」という意味としてしか使われない、という違いがあります。そのため、ネット用語で使われている「たった」を大阪弁で「~してあげた」、「~してあった」と解釈すると意味が変わってきてしまいます。どのような文脈で使われているかに注意して解釈しましょう。
「たった」の例文・用例
たったを使った例文・用例を紹介します。
●ついに車買ったった。
●届いた商品があんまり酷い状態だったから苦情言ったった。
SNSでの「たった」の使われ方
難しいのはわかっているのだけど、投票率がなかなか上がらない原因のひとつに「楽しそうに政治や投票について語っているおっさんおばさんが少ない」というのが案外大きいと思っていて、いや本当に難しいし微力だけど「投票い行ってきたった、楽しかった、開票速報めっちゃ楽しみ」とは言い続けたい。
— たられば (@tarareba722) July 10, 2022
編集するかーってなったけどダメだ、眠くなってきたから寝ます!
この猫は一目惚れして買ったった。 pic.twitter.com/IE0fNmwYRN— 栗田剛樹 (@kurita_goki) July 10, 2022
「たった」の類義語
たったの類義語は「してやった」、「してしまった」です。意味は「たった」と同じです。
「たった」の対義語・反意語
たったの対義語・反意語はありませんでした。