「天然ジゴロ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「天然ジゴロ」の意味とは
天然ジゴロとは、意図せずに相手から好意を向けられるように振る舞ってしまう人という意味です。
通常「ジゴロ」というのは男性に対して使われる言葉ですが、「天然ジゴロ」に関しては例外的に女性にも使われています。
「天然ジゴロ」の語源
「ジゴロ」というのは元はフランス語で、「gigolo」と表記します。
本来は、「年上の女性から援助を受けていたり、どのように生計を立てているのかよくわからない若い男性」というフランスの概念を表す言葉です。
日本でいえば女性に頼って生活している「ヒモ」という言葉が近いですが、フランスの「ジゴロ」には「洗練されている男性」という要素が含まれているため、同じ女性に頼っている状況でも少しニュアンスが異なります。
「その魅力や洗練された振る舞いで女性を手玉にとり、援助してもらう」というところから、現在の日本では「女たらし」「優男」といったニュアンスや、「女殺し」という意味で使われることもあります。
その「ジゴロ」という言葉に「天然」とつけることで、「計算しなくてもジゴロのように相手を喜ばせる振る舞いをしてしまい、意図せずに好意をむけられる」という意味の「天然ジゴロ」という言葉が生まれました。
「天然ジゴロ」の特徴
天然ジゴロはその無意識に好意を向けられてしまう振る舞いから、恋愛に発展しそうなフラグ(伏線のこと)を立てては回収せずに終わってしまうため、アニメやライトノベルの分野においては「フラグクラッシャー」とも呼ばれています。
「ジゴロ」の女性版は「gigolette」ですが、日本ではあまり使われないこともあり「天然ジゴロ」はそのまま女性にも向けられて使われることがあります。
「天然ジゴロ」の例文・用例
天然ジゴロを使った例文・用例を紹介します。
●このキャラ、わりとスキンシップ多めだけど何も考えてなさそう。天然ジゴロだよね。
●実際に自分の周りに天然ジゴロがいたらどんな気持ちだろうなぁ・・。
SNSでの「天然ジゴロ」の使われ方
しまむらさん天然ジゴロやん #AdaShima#bs11pic.twitter.com/PxSQNiy3Um
— 福路太一 (@hukujitaichi) November 6, 2020
明日フリフリの衣装に身を包んだ真維さんが公開されて、
「やっぱり恥ずかしいわね…智加ちゃんは…何でもないわ、今から着替えて━━」
「いや〜!美人は何着ても似合うから凄いわ〜最初はどうなんだとは思ったけど、やっぱ真維さんは素材が違うね〜!」
「ぅん…」
みたいな天然ジゴロが見れるのか?— 小島優 (@ky_the_movie) November 10, 2020
「天然ジゴロ」の類義語
天然ジゴロの類義語はありませんでした。
「天然ジゴロ」の対義語・反意語
天然ジゴロの対義語・反意語はありませんでした。