「廃用症候群」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「廃用症候群」の意味とは

廃用症候群とは、ケガや病気の治療などのため、安静状態が長期間続いた時に起こる心身の機能低下のことです。

「廃用症候群」の特徴

入院をして寝たきりで過ごしたり、ケガをした部位をずっと動かさないでいると、精神的にも肉体的にも様々な影響が出てきます。この症状の総称が「廃用症候群」です。
風邪をこじらせて家で長期間寝込んでいたらうまく起き上がれなくなった、といった状態は廃用症候群の代表的な例です。
年齢に関係なく見られますが、特に高齢者に多く、症状の進行も早いとされています。

「廃用症候群」の症状

廃用症候群の症状をいくつかご紹介します。

筋肉や骨

筋力や関節の能力、骨の強度が低下します。

心臓や血管

心臓が送り出す血液量の低下、起立性低血圧によって立ち上がるとふらつく、血栓ができやすくなるといったことがあります。

呼吸や飲食

飲み込む力や消化能力、呼吸のための筋力が低下して、誤嚥性肺炎や逆流性食道炎が起こりやすくなります。
食欲が減退し、便秘がちになることもあります。

精神面

うつ状態や、高齢者の場合は認知機能の低下につながりやすくなります。

この他にもベッドなどと皮膚が擦れて傷になってしまう(床ずれ)、尿がたまりやすくなることから結石が出来たり感染症になる、といった症状も「廃用症候群」に当てはまります。

「廃用症候群」の原因

人間の身体は筋肉の伸縮が行われない状態が1週間ほど続くと、10~15%の筋力が低下するといわれています。また、それと並行して筋肉が萎縮し、関節も動かしにくくなっていきます。例えば足を骨折して長期間動かさなかった場合は、いきなり歩かず、関節のストレッチなどから徐々に慣らしていく必要があります。

寝たきりの状態が続くと心臓の機能や呼吸機能も衰え、運動量が減ることで食欲も減退します。また、徐々に身体能力が衰えたり自由が利かないことで精神的に落ち込みやすくなり、うつ病に発展するケースも少なくありません。

このような症状を予防するために、可能な限りのリハビリや気分転換が重要だとされています。

「廃用症候群」の例文・用例

廃用症候群

廃用症候群を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●ずっとケガで入院してたけど、廃用症候群にならないようにリハビリを頑張ったよ。
●高齢者の方で寝たきりになると廃用症候群に繋がりやすいから、小さな変化も見逃さないようにしましょう。

SNSでの「廃用症候群」の使われ方

「廃用症候群」の類義語

廃用症候群の類義語は、「生活不活発病」です。
動かないことで心身の機能が低下する症状を指し、安静状態だけでなく、災害や感染症の流行などによって「活発な生活を送りたくても送れない」状態が続くことによっても起こります。

「廃用症候群」の対義語・反意語

廃用症候群の対義語・反意語はありませんでした。