「狼瘡」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「狼瘡」の意味とは
狼瘡とは、皮膚が局所に破壊、退化する症状で、全身性エリテマトーデスという意味で使われています。
「狼瘡」(全身性エリテマトーデス)の語源
病名は「全身」の意味の「systemic」と「狼に噛まれた痕に似た赤い斑点」の意味の「lupus erythematosus」に由来します。
「狼瘡」の症状
全身性エリテマトーデスは、自己免疫疾患の代表的な病気で、膠原病の一種とされています。
症状は発熱、倦怠感、関節炎や皮膚症状が特徴で、主に皮膚や関節に症状が出る患者もいれば、重度の臓器障害を伴う重症患者まで様々です。
免疫系の異常のほか、遺伝や環境、性ホルモンに要因があると言われています。
この病気は診断や治療が難しいため、国から医療費助成を受けられる指定難病として認定されていますが、医学が発達した現代では、診断技術や治療法も格段に進歩しました。
早い段階から適切な治療を受けることで、うまくコントロールし発症以前と同等の日常生活を送れる患者も多くなりました。
圧倒的に女性に多い疾患であり、特に20~40代に多いのが特徴です。
「狼瘡」の例文・用例
狼瘡を使った例文・用例を紹介します。
●コロナも狼瘡と同じで、自己免疫の暴走が原因と言われています。
●今日、狼瘡の患者さんが治療にやってきました。
SNSでの「狼瘡」の使われ方
聖体顕示台を保持した司教が来た瞬間、自然に顔の包帯がほどけて落ちた。しっかりと結んでルルドの水を飲もうとすると再び包帯がほどけてしまった
そこで病院に行くと看護人が叫ぶ声を上げる。なんと夫人の狼瘡が瞬時に癒やされたのだ。失った鼻も頬の穴も崩れた顔の肉も綺麗に元通りに再生されていた pic.twitter.com/Li3OQ30763
— テレジオベッピ・サルト・マルタン (Le petit frère de Thérèse) (@AimeTherese24) December 30, 2020
♯18 ニールス・フィンセン
1903年の第三回ノーベル医学・生理学賞受賞者。デンマーク人。(初) ??
狼瘡への光線治療法により、医学に新しい道を開いたことを評して、受賞された。#まとめのノーベル賞pic.twitter.com/9olToANvXQ— notomo (@notomo_quiz) October 16, 2019
「狼瘡」の類義語
狼瘡の類義語は、「全身性エリテマトーデス」です。
「狼瘡」の対義語・反意語
狼瘡の対義語・反意語はありませんでした。