「キームンティー」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「キームンティー」の意味とは

キームンティーとは、インドのダージリンティー、スリランカのウバティーと共に世界三大銘茶に数えられている中国の紅茶のことです。お香のようなスモーキーな香りと味わい深さがあり、通が好む紅茶として知られています。通年で収穫される紅茶もある一方でキームンティーの収穫時期は4月〜8月と限られているので希少です。中でも8月に収穫されるものは最高級品だとされています。最高級品にはバラやランのような香りがあり、その茶葉は大きめで細くよじられているのが特徴です。

その生産が始まったのは1875年ですが、世界三大銘茶の一つとして紹介されるようになったのは、1915年にパナマで開催された太平洋万国博覧会で金賞を受賞して以来です。古くからイギリス人に重宝され、王室の皇太子御用達のブレンドティーにブレンドされたり、女王の誕生日に飲まれてきたりしました。

香りが強くすっきりとしているのでストレートでも飲みやすいですが、渋みが少なくコクが強いのでミルクティーにするのもおすすめです。

「キームンティー」の語源

「キームン(祁門)」とは中国西部にある地方の名前です。キームン地方は低温多湿なエリアで、年間200日も雨や降るので、茶葉にあまり日光が当たりません。そのため、他の地方の茶葉よりも、うまみのもととなるアミノ酸の一種であるテアニンがポリフェノールへと変化しにくく、テアニンが多く含まれる茶葉ができ、味わい深い紅茶になります。

「キームンティー」の効能

キームンティーには脂肪燃焼や利尿作用の他、動脈硬化の改善や悪玉コレステロールの減少の効果があり、生活習慣病に良いとされていています。

「キームンティー」の例文・用例

キームンティー

キームンティーを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

キームンティーはチーズケーキと相性が良い。
●中国のお土産で、日本ではなかなか買えない等級のキームンティーをいただいた。

SNSでの「キームンティー」の使われ方

「キームンティー」の類義語

キームンティーの類義語は「キーマンティー」や「キーモンティー」です。漢字の読み方が異なるだけで、意味は同じです。

「キームンティー」の対義語・反意語

キームンティーの対義語・反意語はありませんでした。