「ページング」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「ページング」の意味とは

ページングとは、建物や敷地構内の人を放送で呼び出すために使用される、構内放送設備のことです。


電話回線を用いて、専用ボタンを押すことによって拡声設備に接続され、内線電話の受話器から発した音声をスピーカーなどから放送することができます。
スーパーマーケットや薬局といった接客を伴う小売業では、業務の性格上携帯電話やスマートフォンを持ち歩くことができないため、一般的に業務連絡はページングを使って行われます。

ページングは業務連絡だけでなく、お客様とのやり取りにおいても使われます。たとえば、フードコートでは商品を受け取るためにページングの機能のある呼び出しベルをお客様が持っていると、店側は商品を受け取りに来て欲しい合図を振動で伝えることができます。

「ページング」の語源

ページングのingを取った形の「page」には、英語で「呼び出す」という意味があります。元々はホテルのベルボーイがページングボードと呼ばれるものにお客様の名前を書き、鈴をつけて鳴らしながらホテルのロビーで呼び出し案内をしていたことがルーツとなっていたとされています。

「ページング」の例文・用例

ページングを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

ページングがあるおかげで、フードコートでは注文してからずっと店の前で待っていなくて済む。
ページングで業務放送が行われるときは、暗号のような言葉が使われることがある。

SNSでの「ページング」の使われ方

「ページング」の類義語

ページングの類義語はありませんでした。

「ページング」の対義語・反意語

ページングの対義語・反意語は「構内放送」や「館内放送」です。