「プリフィクス」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「プリフィクス」の意味とは
プリフィクスとは、食事をする人がいくつかのメニューの中から食べたい料理を選んでいき、自分好みのコース料理を作ることができるスタイルのことです。
例えば、レストランで前菜、魚、肉、デザートのコースがあるとします。魚は「たらのポワレ」「鮭のムニエル」から1つ、肉は「鶏もものコンフィ」「牛フィレ肉のステーキ」「ローストビーフ」から1つ、デザートは「クレームブリュレ」「タルト・タタン」「ミルフィーユ」から1つ選べる…といった形です。フランス料理などのレストランにおいて使われることが多い言葉です。
「プリフィクス」の語源
プリフィクスはフランス語で「prix fixe」と書きます。
「prix」は価格、「fixe」は固定するという意味があり、合わせて「固定価格」となります。プリフィクスではいくつかの選択肢の中から料理を選ぶことができ、その名の通りどれを選んでも価格は変わらないのが基本です。ただし、まれに「〇〇を選んだ場合はプラス〇円」というように、価格が異なる場合もあります。
なお、似た言葉に「プリフィックス(prefix)」がありますが、これは「接頭辞」という意味の英単語で、プリフィクスとは全く関係がありません。
「プリフィクス」のメリット
プリフィクススタイルの飲食店では、お客さんは自分で料理を選んで楽しむことができます。人によって食の好みや好き嫌いは異なりますが、いくつか選択肢があれば誰もが満足できます。
また、大人数でのパーティの場合、どれを選んでも価格が同じであれば幹事係の負担は減るでしょう。食事をおごる場合も、あらかじめ価格が決まっていれば安心ですし、おごられる側も気兼ねなく自分の食べたいものを選ぶことができます。
「プリフィクス」のデメリット
プリフィクススタイルのデメリットに、価格設定の難しさがあります。
いくつかの選択肢からお客さんに料理を選んでもらう場合、それらの料理を作るためにかかる費用や手間はどれも大体同じになるように調整しなければなりません。なぜなら、他と比べて明らかに費用や手間がかかっている料理が選択肢に含まれていると、その料理を注文するお客さんばかりになってしまい、お店にとって不利益だからです。
「プリフィクス」の例文・用例
プリフィクスを使った例文・用例を紹介します。
●プリフィクスのレストランで、私は鯛のアクアパッツァを、友人は子羊のローストを選んだ。
●ゲスト全員が満足できるように、披露宴の料理はプリフィクススタイルにしようと思っている。
SNSでの「プリフィクス」の使われ方
一週間早く誕生日祝をしてもらいました♪(≧▽≦)
広尾のマノワ♪
プリフィクスなのでその場で決めれるのは嬉しい?#マノワpic.twitter.com/GHHLym6r0g
— アレン@WE2021受験 (@nba0724) July 17, 2020
京都市上京区 ラシーヌ
北野天満宮の東門前。大好きなフレンチです。前菜、メイン、デザートが選べるプリフィクス、ランチは1800円、2600円のコースでコスパも最高です。
これこれおもちさん、お皿を睨まない。前菜は鹿のレバーパテ、メインは鯖を。自家製パンも含めいつもながら素晴らしかったです。 pic.twitter.com/mW3IeJ8ZPg— お出かけ源氏もち (@odekake_genji) March 16, 2019
「プリフィクス」の類義語
プリフィクスの類義語はありませんでした。
「プリフィクス」の対義語・反意語
プリフィクスの対義語・反意語はありませんでした。