「ステロイド」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ステロイド」の意味とは
ステロイドとは、元々人の体内にある副腎で作られる副腎皮質ホルモンの1つで、このホルモンがもつ作用を薬として応用したもののことも指します。
これは外用薬(塗り薬)や内服薬、注射薬といった形で、炎症や免疫が過剰になる病気の治療に使われています。特に外用薬は塗った部分の炎症を鎮める作用にすぐれており、皮膚疾患の治療に幅広く用いられています。
「ステロイド」を使用する際の注意点
薬としてステロイドを内服した場合、副腎はステロイドを作る量を調節し、作らなくなる場合もあります。そのようなタイミングで薬を急にやめてしまうと、体内のステロイドが不足し、吐き気、頭痛、血圧低下などの症状が現れることがあります。薬をやめるタイミングは自己判断ではなく、医師と相談するようにしましょう。
また、ステロイドには副作用があり、ステロイドの量が多くなるほど副作用も強く出ることが多いです。
ステロイドには多様な副作用がありますが、ステロイドの量が多くなるほど副作用は強く出ることが多いです。局所的な副作用としては、たとえば、酒さ様皮膚炎、紅潮、肌の乾燥が挙げられます。これらはステロイドを減量・中止することで改善できる可能性があることをおさえておきましょう。長期にわたって大量にステロイドを使用し続けると、稀に成長障害や骨粗鬆症、糖尿病といった全身性の副作用が起こる場合もあります。
「ステロイド」の例文・用例
ステロイドを使った例文・用例を紹介します。
●顔に長期間ステロイドを塗り続けていたら酒さ様皮膚炎になってしまった。
●ステロイドは量や使い方を守って使うことが大切です。
SNSでの「ステロイド」の使われ方
アトピーの方はステロイド剤が処方されることが多いですが
アトピーをステロイド剤が抑えられるのは、コルチゾールの代わりをしてくれるからです。
しかし代わりをさせているとコルチゾールがもっと出なくなってしまいます。
副腎の機能が回復できる方は、そちらを回復していくことが大切です。
— 分子栄養学 研究 (@ort100sup) June 30, 2022
お子さんにステロイド外用薬を塗るのに罪悪感を持ってしまうお母さんは、まだ多いかもしれません。
一番大事なのは、ステロイドの副作用は、大半が取り返しがつくもの、ということです。これだけは知って欲しいです。— 日野皮フ科医院 福岡県福津市の皮膚科 (@hinohifuka) June 29, 2022
「ステロイド」の類義語
ステロイドの類義語は「副腎皮質ステロイド」または「副腎皮質ステロイド薬」です。意味はステロイドと同じです。通常略称であるステロイドが使われます。
「ステロイド」の対義語・反意語
ステロイドの対義語・反意語はありませんでした。