「トップ(クラウン)」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「トップ(クラウン)」の意味とは

トップ(クラウン)とは、美容用語で頭頂部から後頭部にかけてのセクションのことです。

セクションとは、頭を各エリアに分ける考え方のことで、セクションごとにカットを施すことを「セクションカット」と言います。

厳密には「トップ = 頭頂部」「クラウン = 後頭部の上の方」といった違いがありますが、一般的には頭頂部から後頭部にかけてのセクションを「トップ(クラウン)」と呼んでいます。

ちなみにトップ以外のセクションとして「フロント」「バリエタル」「オキシビタル」「ネープ」があります。

トップは英語の「top」を由来とし「頂点」という意味で用いられています。

一方、クラウン(crown)は「王冠」という意味で、ちょうど後頭部の上に王冠を乗せることから、この名が付けられていると考えられます。

「トップ(クラウン)」にボリュームが出ない時の対処法

ヘアスタイルに関する悩みの中でも「トップにボリュームが出ない」という声が多いです。

トップにボリュームが出ないことによるデメリットとして、主に以下の点が挙げられています。

・全体的にぺたっとした(平べったい)印象になる
・髪の毛が少なく、または薄く見えてしまう
・(上記の影響によって)老けて見えてしまう

では、トップにボリュームを出すにはどうしたら良いのでしょうか。

一般的に以下、2つのアプローチが取られることが多いです。

・ドライヤーでボリュームを作る
・ヘアアイロンでボリュームを作る

まず、ドライヤーでトップにボリュームを出す方法を説明します。

つむじ部分を少しだけ濡らして、つむじを隠すようなイメージでサイドの髪を反対側にかき分けます。

この時に取り出した髪の分量でボリュームを作り出すため、ドライヤーを使う前に自分なりに微調整しましょう。

根元から乾かしていき、ボリュームを出していきます。

次に、ヘアアイロンを使った方法を説明します。

ボリュームを作り出すための毛束を集めたら、アイロンで挟みふんわりと熱を与えていきます。

温度は120度程度で問題なく、それ以上だと髪の毛に負荷がかかる可能性があるので気を付けてください。

十分に熱を与えたら、ヘアアイロンを取り外して冷まします。

温度が下がる段階で、火傷に気を付けながら手でボリュームを整えていきましょう。

「トップ(クラウン)」以外のセクション

トップ(クラウン)以外にもセクションがあります。

セクションの分け方はヘアスタイルや美容室によって様々ですが、基本的に以下の6セクションに分けられることが多いです。

・フロント
・トップ(クラウン)
・バリエタル
・オキシビタル
・ネープ

フロントとは、前髪のことです。

トップ(クラウン)は、このページで紹介したように頭頂部から後頭部の上らへんです。

また、左右のハチ(※)を結ぶエリアを「バリエタル」と呼びます。

※ハチとは、頭頂部と耳の間にある最も出っ張っている部分を指します。

オキシビタルは、バリエタルの下から後頭部の出っ張っている部分までのエリアのことです。

最後に襟足の部分をネープと呼びます。

「トップ(クラウン)」の例文・用例

トップ

トップ(クラウン)を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

トップのボリュームを出すのに苦戦する。
トップにボリュームが無くて、髪が薄く見える。

SNSでの「トップ(クラウン)」の使われ方

「トップ(クラウン)」の類義語

トップ(クラウン)の類義語はありませんでした。

「トップ(クラウン)」の対義語・反意語

トップ(クラウン)の対義語・反意語はありませんでした。