「裁定委員会」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「裁定委員会」の意味とは
裁定委員会とは、競馬において裁決委員の権限を超えた事由などに対する処分を決定する委員会のことです。
「裁定委員会」と「裁決委員」
「裁決委員」とは、競馬レース上において着順や失格などの確定、公正確保、競馬開催期間内に起きた不祥事に対する制裁などを行う委員のことです。
対して「裁定委員会」は、主に競馬開催期間外に起きた競馬関係者の不祥事に対する処分について検討し、決定しています。
また、騎乗停止や馬の出走停止・調教停止は、30日以内の処分で収まるのであれば裁決委員の権限の範疇で行われます。
しかし、重大な不祥事などで30日を超える処分が必要だと裁決委員が判断した場合は、処分の権限が裁定委員会にうつります。
「裁定委員会」の役割
裁定委員会は、競馬開催期間外に騎手が不祥事を起こした場合にその処分を議定します。
以下は、実際の事例に関する記事の引用です。
7月6日に道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕された角居勝彦調教師(54)に対する、1回目の裁定委員会が24日、東京・六本木のJRA本部で開催された。
今後は同師に弁明の機会を付与。その内容に基づき、最終的な処分が第2回裁定委員会で決定される。また、13日新潟6Rでの競走距離錯誤により騎乗停止処分を受けた山田敬士騎手(21=小桧山)に対する1回目の裁定委員会も開催。角居師同様、最終的な処分は第2回裁定委員会で決定される。
引用:https://p.nikkansports.com/goku-uma/news/article.zpl?topic_id=1&id=201810250000136&year=2018&month=10&day=25
また、裁決委員によって行われたレースにおける失格や降着、騎乗停止の裁決に関して、馬主や調教師、騎手から不服申し立てがなされた際の裁定も執り行います。
「裁定委員会」の例文・用例
裁定委員会を使った例文・用例を紹介します。
●騎手による不祥事への処分について、裁定委員会が裁定を行う。
●彼は裁定委員会の外部委員に選ばれました。
SNSでの「裁定委員会」の使われ方
新潟6Rの9番ペイシャエリートの山田敬士騎手は競走距離を錯誤したとして、2018年10月14日(日)から裁定委員会の議定があるまで騎乗停止。 pic.twitter.com/pU8QcVNX5U
— 北村宏司騎手情報 (@kitamurafun) October 13, 2018
#情報7daysニュースキャスター でも山田騎手の周回誤認の話題が…。裁定委員会の処分決定は2週間程度かかるし、1ヶ月で済むなら裁定委員会が処分の必要はないので最低2ヶ月以上はかかるのでは。
— あんさん (@enudabu) October 20, 2018
「裁定委員会」の類義語
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「裁定委員会」の対義語・反意語
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