「オタ充」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「オタ充」の意味とは

オタ充とは、オタク活動で充実した生活を送ること。またそのような生活を送る人のことです。


オタク活動とは、アニメの聖地巡礼をしたり、ゲームをしたり、推しのライブに行ったり、鉄道に夢中になったりすることです。このように、ある分野に強い関心や愛好を持ち、とことん夢中になっている状況やそのような人を「オタ充」といいます。「オタ充する」、「オタ充してきた」のように動詞化して使われることが多いです。

かつてオタクは閉じこもりがちでコミュニケーション能力が低いといったネガティブなイメージを持たれることも多かったので、「オタ充」を自虐的に用いるケースもあります。しかし、昨今ではカメラやアイドルにはまる、おしゃれでファッショナブルなオタク女子も登場したことも影響して、そのような世間のイメージが変わりつつあります。オタ充は、好きなことに1人で没頭するだけでなく、同じ趣味をもつ人とのつながりができ、楽しい時間を共有することもできるからです。

「オタ充」の語源

オタ充の「オタ」は、愛好家をあらわす「オタク」を省略したものです。オタ充の「充」は「充実」の「充」です。これらを合わせて「オタク」活動が「充実」していること、またはそのような人のことを「オタ充」と呼ぶようになりました。「リア充」(リアルな生活が充実していること。またはそのような人)の対義語として、インターネット掲示板の2ちゃんねるから生まれました。

「オタ充」の例文・用例

オタ充を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●明日から3連休!オタ充しまくるぞ!
●このところ仕事が忙しくてなかなかオタ充できてない。

SNSでの「オタ充」の使われ方

「オタ充」の類義語

オタ充の類義語はありませんでした。

「オタ充」の対義語・反意語

オタ充の対義語・反意語は「リア充」です。リア充とは、「リアルな生活が充実していること、またはそのような人」のことです。
元々「オタ充」は「リア充」の反対語として生まれましたが、オタク文化が一般的に受け入れられるようになり、オタ充が閉じこもりがちでネガティブなイメージだけを指すのではなくなってきたことから、必ずしも対義語・反意語とはいえなくなってきています。

若者用語

Posted by 亜樹南川