「ポジ・ネガ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ポジ・ネガ」の意味とは
ポジとは、物事を肯定的に捉える、積極的で前向きな考え方や性格、ネガとは、物事を否定的に捉える、消極的な考え方や性格という意味です。
「ポジ・ネガ」の語源
「ポジ」は「ポジティブ」、ネガは「ネガティブ」の略語です。「ポジティブ」はラテン語のpositivus(設定されたもの)に由来し、「神によって(置かれた)」を意味します。物を置くことはそこに存在していることを表すので、そこから、「明確な」、「確固とした」、「積極的な」といった意味として使われるようになりました。「ネガティブ」はラテン語のnegativus(否定の~)に由来します。
「ポジ・ネガ」の別の意味や使われ方
写真用語で「ポジ」とは、被写体の明暗がそのまま再現されている写真画像のことを指します。「ネガ」とは、被写体の明暗が反転して再現された写真画像のことを指します。
「ポジ」は位置や場所、組織での役割、という意味の「ポジション」の略としても使われます。なお、金融経済用語では、「ポジション」を確保する、という意味から派生して、信用取引や先物・オプション取引などで、新規に買いや売りを行って買いポジションや売りポジションを持つことを「ポジる」といいます。
「ポジ・ネガ」の表現の広がり
「ポジ」を動詞化したものは「ポジる」、「ネガ」を動詞化したものは「ネガる」と表されます。「ポジる」は「根拠もないのにやたらポジティブになること」という意味、「ネガる」は「物事を否定的に捉える消極的な気持ちや言動になること」という意味を指します。
なお、野球用語では「ポジる」は「根拠もないのにやたらポジティブに球団を応援すること」を意味します。ポジる野球ファンの中でも特に、巨人ファンのことを「ポジ虚」、DeNAファンのことを「ポジハメくん」と呼びます。
「ポジ・ネガ」の利用時の注意点
ポジやネガは若者言葉なので、年配の方に対して使うのは控えた方が良いでしょう。
「ポジ・ネガ」の例文・用例
ポジ・ネガを使った例文・用例を紹介します。
●君の考え方っていつもポジでいいね。
●最近ネガになりがちだから気分転換したい。
SNSでの「ポジ・ネガ」の使われ方
ネガティブな呟きで、
共感を求めるのは自分の
ネガティブを強化させるだけ。
ネガティブな人が寄ってくるよ〜
それよりもポジティブな呟きに
共感しよう
勝手に波動が上がるよ〜
口角あげろ〜ヽ( ▼∀▼)ノ フォー!!
— ドンちゃん?@ラブラブ星人 (@sakuya_lovelove) November 2, 2019
私は基本にネガティブ思考なので、
ポジティブな人のtweetはその時の精神状態で毒にもなるし、薬にもなるそれなりに歳を取って気付いたことは、伝え方(言葉遣いなど)をいくら自分なりに慎重に丁寧にしたつもりでも、受けとり方は千差万別
それは誰が悪いとか無関係
— キャットニップ (@utx3H7299Z0KTzY) July 16, 2021
「ポジ・ネガ」の類義語
ポジ・ネガの類義語は、「楽観的・悲観的」、「プラス思考・マイナス思考」です。「楽観的」は「物事をうまくゆくものと考えて心配しないさま」、「プラス思考」は「良い方向に考えが向くこと」を意味し、「悲観的」は「先行きに望みはないと考えるさま」、「マイナス思考」は「悪い方向に考えが向くこと」を意味します。
「ポジ・ネガ」の対義語・反意語
ポジ・ネガの対義語・反意語はありませんでした。