「ユーティリティ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-12-27

「ユーティリティ」の意味とは

ユーティリティとは、役に立つこと、有用性、公益という意味です。

「ユーティリティ」の語源

ユーティリティの語源は、英語の「utility」です。
「実用性、実用的な」「有益」「(経済などの)効用」「便利なもの」「公共サービス」などの意味があります。

「ユーティリティ」の様々な使われ方

「ユーティリティ」という言葉は、場面や分野によって多様な使われ方をします。
それぞれの意味についてご紹介します。

設備やライフライン

その施設に必要な設備や、水道・ガス・電気・インターネット回線などのライフラインのことを「ユーティリティ」と呼びます。
例えばオフィスで仕事をするには、PCや仕事道具だけでなく、空調設備やトイレなどの設備が必要不可欠になっています。

スポーツ

ゴルフには「ユーティリティクラブ」というクラブの種類があります。
これはウッドとアイアンの中間にあたる比較的新しいゴルフクラブで、両方の長所を取り入れたクラブであることからこの名前が付けられました。

また、野球やサッカーなどではよく「ユーティリティプレイヤー」という言葉が用いられます。これは、どんなポジションもこなせる選手のことを指しています。

IT

パソコンで「ユーティリティ」というと、「ユーティリティソフト」のことです。
コンピューターの機能を補助し、使い勝手を向上させるためのソフトウェアを指します。
例えば、電卓や時計、カレンダー、メモ帳などの機能は「ユーティリティソフト」に分類されます。

住宅

建築の場面では「ユーティリティルーム」や「ユーティリティスペース」といった言葉が使われています。
これは「家事室」のことで、アイロンがけスペースやタオル類、掃除道具の収納がひとつの部屋やスペースに家事動線を考えられて配置されています。

「ユーティリティ」の例文・用例

ユーティリティ

ユーティリティを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●この工場はユーティリティをもっと整えて、作業効率をあげる必要があります。
●彼はユーティリティプレイヤーなので、試合展開によって後半どのポジションで投入するか決めよう。

SNSでの「ユーティリティ」の使われ方

「ユーティリティ」の類義語

ユーティリティの類義語は、「オールマイティ」です。
なんでも完璧にこなせることやそのような人のことを言います。
「ユーティリティ」には「完璧」や「全能」といった意味はないので少しニュアンスが違いますが、幅広く色々なことをこなしつつ、成果を残す人のことを「オールマイティな人」と表現したりします。

「ユーティリティ」の対義語・反意語

ユーティリティの対義語は、「器用貧乏」です。
器用であるがゆえに色々なことに手を出したり、他人に便利に使われたりする一方、どれも中途半端で成功しないことやそうのような人のことを言います。